本日5月30日、最後に残っておりましたブラジルで療養をしていた選手・スタッフが、無事帰国しました。これで、第24回夏季デフリンピック競技大会日本代表選手団149名全員が無事帰国できました。
コロナ禍の厳しい状況にありながらも、日本選手団は金メダル12個、銀メダル8個、銅メダル10個、合計30個のメダルを獲得し、前回の2017年サムスン大会と比べて、金メダルは2倍に、またメダル総数でもこれまで過去最多だった前大会27個を上回りました。選手たちや各競技団体のたゆまぬ努力に心から敬意を表するとともに感謝を申し上げます。今回の日本代表選手の活躍は、きこえない子どもたちや選手たちへデフスポーツの素晴らしさ、また大きな夢と感動を伝えることができました。
一方で、大会期間中に感染者の拡大により全競技を辞退せざるを得ないという大変残念な事態が生じました。選手団本部メディカルチームの人命尊重の判断、また選手団本部の出場辞退の決定をご尊重いただいた各競技チームの皆さまに心からお礼を申し上げます。
当連盟は、各方面のご理解、ご支援を賜りながら、デフスポーツやデフリンピックのさらなる発展のために各デフ競技団体、スポーツ行政、各NFとともに取り組んでまいりますのでよろしくお願いいたします。
2022年5月30日
一般財団法人全日本ろうあ連盟
デフリンピック派遣委員会