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新着情報

第20回冬季デフリンピック競技大会を終えて

応援してくださった皆さまへ

日本選手団 団長 太田陽介

 第20回冬季デフリンピック競技大会が閉幕しました。日本選手団は、全6競技のうち4競技に出場し、銀4個、銅3個、計7個のメダルを獲得しました。これは、2大会ぶりの過去最多メダル獲得数であり、選手たちの努力と皆様の応援の賜物と深く感謝申し上げます。

 今大会は、ミックスダブルスカーリングとフットサルが新種目として導入されました。日本からは、ミックスダブルスペア、フットサル日本代表(男子団体・女子団体)が出場しました。フットサル男子チームは銀メダル、ミックスダブルスカーリングは銅メダルと、素晴らしい結果を残しました。カーリングでは、男女団体が出場しました。女子団体は今大会が初出場でしたが、健闘を見せてくれました。

 スキー、スノーボードはヨーロッパ勢が得意とする種目ですが、日本チームは欧州の強豪相手に健闘し、アルペンスキー スーパー大回転、大回転で銀メダル、アルペンスノーボードで銅メダルを獲得しました。アルペンスキーでは、日本選手が銀メダル3個を獲得し、スキー王国のヨーロッパに大きな衝撃を与え、好評を博しました。

 これらの結果は、選手たちが積極的に国内外の試合に出場し、経験を積み重ねてきた成果と言えるでしょう。今後も実績を重ねていくことが競技力向上につながっていくと手ごたえを感じました。

 今大会は、Facebookを通して情報発信を行い、多くの方に関心を持っていただきました。皆様からの応援メッセージは選手たちにとって大きな励みとなり、最後まで全力で競技に取り組むことができました。帰国時には、これまで以上に多くの応援の方々が選手たちを出迎え、フットサル男子チーム、スキーチーム(男子初の銀メダル獲得の村田選手、25年ぶりに銀メダルの田苗選手)が特に注目を集めました。

 これまで応援ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 来年2025年には、夏季デフリンピック競技大会が日本で開催されます。デフアスリートへの注目がますます高まる中、競技環境向上のためにも、引き続き皆様の応援をよろしくお願いいたします。

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