国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)プレスリリースに対する声明

 5月27日付で、国際ろう者スポーツ委員会(以下「ICSD」)から、ICSD会長及び全ロシアろう協会会長であるワレリー・ルクレデフ博士(Dr Valery Rukhledev)が、現在、着服の疑惑に関しモスクワのトヴェルスコイ(Tverskoy)裁判所の捜査下にあること、そしてICSDはこれらの事態に関して無関係であることが、プレスリリースとして発表されました。

 このICSDのプレスリリースは、デフスポーツの振興、発展に取り組む者として非常に残念なことですが、このような状況であっても、私たちはデフスポーツ大会の運営やデフアスリートの競技環境の改善をめざすICSDの組織改革を支援し、法令遵守意識の向上に努め、世界のデフスポーツの健全な発展に貢献していく所存です。

 国内のろう選手やデフ競技団体の皆様におかれましては、改めて高い倫理観を持ち、今後も一人ひとりが責任ある行動をとっていただくようお願いします。

2018年5月31日
一般財団法人全日本ろうあ連盟
スポーツ委員会