オンラインによる座学及びトレーニング講習会を開催しました(2021/03/18)

 2021年3月18日(木)、当協会の強化事業(日本スポーツ振興センター競技力向上事業)として、オンライン(ZOOMを使用、配信形式)にて「(一社)日本ろう者柔道協会 2020年度第1回オンラインによる座学及びトレーニング講習会」を開催しました。
 なお、当日は手話言語通訳・要約筆記をつけ、きこえない・きこえにくい選手に対して情報保障を付与して行いました。平日の夜という時間にもかかわらず、強化指定選手3名を含め、多くの方にご覧いただきました(運営側を除き、12名の参加)。

当日は下記の4名を講師に迎え、それぞれ有意義のあるお話をしていただきました。
(1)東京学芸大学 久保田浩史先生  テーマ「減量について」
 減量方法について、適正な減量(重さ)、減量する期間、エネルギー収支についての解説、食事制限や糖質制限、HIIT(高強度インターバルトレーニング)について 等
(2)順天堂大学 竹澤稔裕先生  テーマ「トレーニングと柔道稽古について」
 筋力トレーニングの方法、技術トレーニングについて、打ち込みを行う際に注意する点、相手の崩しについて 等
(3)広島国際大学 瀬川洋先生  テーマ「巴投げのコツについて」
 日本代表選手の映像を使った巴投げについての解説、投げる前の流れ(つくり⇒崩し⇒掛け⇒投げ)のポイント説明 等
(4)公益財団法人講道館 小志田憲一先生  テーマ「ルールについて」
 IJF(国際柔道連盟)ルールについて、審判規定について選手の立場からの解説、技の評価と注意点の説明、審判の判断の傾向 等

参加選手から「参考になった」「今後ルールをもっと勉強したい」との感想が寄せられ、「コロナ禍で柔道の練習機会が無い」といった声も寄せられました。当協会としてもこの問題に対しては全柔連と協力しながら改善に向けて進めていく所存です。

今回、滞りなくオンライン講習会を行うため、映像配信業者に依頼を行いました。

タイトルとURLをコピーしました