2018年2月16日に、全日本ろうあ連盟主催で「電話通信サービスのユニバーサル化を考える大学習会」が開催されました。
会場である衆議院第一議員会館に、全国から加盟団体や一般参加者100名以上が集まりました。
石野理事長のあいさつ
日本財団 尾形理事長のごあいさつ
電話通信の管轄省である総務省より野田聖子総務大臣、厚生労働省より宮嵜(みやざき)障害保健福祉部長からもごあいさつをいただきました。
野田総務大臣のごあいさつ
宮嵜部長のごあいさつ
国会会期中のお忙しい中、野田総務大臣をはじめ、7名の国会議員の先生方よりごあいさつをいただきました。
自由民主党 衆議院議員
笹川 博義氏
公明党 参議院議員
山本 博司氏
自由民主党 衆議院議員
盛山 正仁氏
自由民主党 参議院議員
滝波 宏文氏
参議院議員 薬師寺みちよ氏
立憲民主党 参議院議員
川田 龍平氏
この大学習会を企画する電話リレーサービス制度化検討委員会の川森委員から、現在ジュネーブで開催しているITU国際会議の出席メンバーからメッセージをいただいたとビデオメッセージ(字幕付き)がありました。
ITU(国際電気通信連合)は、古くはFAX等の機器や様々な動画、ネットサービス等の国際規格を定める国連の専門機関です。川森委員より、「今回の会議で、記念すべき電話リレーサービスの勧告が出る見込み」とのご報告がありました。
<参考>・ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication
Standardization Sector:国際電気通信連合電気通信標準化部門)
・SG16(Study Group16:第16研究委員会)
・Q26分科会(マルチメディア関連を扱う国際規格の標準化検討のうち、字幕、CS放送、
電話リレーサービス、緊急通報サービス等を検討する分科会)
・聴覚障害者のアクセス環境の整備に向けて世界各国の参加者が協議する-ITU札幌会議(2014年7月1~2日)
第一部では、電話リレーサービス制度化検討委員による3つの講演に先立ち、「電話リレーサービス」についてわかりやすく説明した動画をご覧いただきました。
イメージがつかめたところで、まず井上講師から「国内外における電話リレーサービスの現状」について講演いただきました。
石井講師からは、「日本財団の取り組みについて」、小竹講師からは、「情報提供施設協議会の取り組みと課題」と題して、ご講演いただきました。
休憩後の第二部では、「電話リレーサービスの制度化について」パネルディスカッションを行いました。
(左から)コーディネーター:電話リレーサービス制度化検討委員長 小中栄一、
盛山正仁 衆議院議員、日本財団 尾形武寿理事長、慶応義塾大学大学院 村井純教授、
電話リレーサービス制度化検討委員・筑波技術大学 井上正之准教授、
全日本ろうあ連盟 石野理事長
慶應義塾大学大学院
政策・メディア研究科委員長
環境情報学部
村井 純 教授
指定発言
千葉県聴覚障害者協会
植野理事長
指定発言
共用品推進機構
星川 安之氏
最後に、小川電話リレーサービス制度化検討委員より決意表明を行い、参加者とともに制度化に向けた決意を固めました。
閉会のあいさつ
電話リレーサービス制度化検討委員
宮澤典子氏
みんなで決意表明!やるぞー!おー!
【講演スライド資料(PDF形式)】
① 井上正之 講師:国内外における電話リレーサービスの現状
② 石井靖乃 講師:電話リレーサービス 日本財団の取り組みについて
③ 小竹安治 講師:情報提供施設協議会の取組と課題
④ 参考資料:法律