技術委員からのメッセージ:テニス
あの台北での忘れがたい夏季デフリンピックの熱気から、そろそろ落ち着いた頃でしょうか?
いくつかのトピックスがあります:
2011年トルコ、イズミール
台北でのテニストーナメント終了後のテクニカル会議で、第1回世界ろう者テニス選手権を2011年に開催することで合意しました。この世界ろう者テニス選手権(WDTC)は、トルコのイズミールで開催されます。
世界チームろう者テニス選手権として知られている、ドレッセ&マエレ(Dresse & Maere)テニスカップ(DMC)の第20回大会が、2011年7月18日から25日まで、イズミールで開催されます。
私は、このDMCとWDTCの合同開催を提案したいと思います。イズミールの運営委員からは、「可能であるが、決断はトルコろうスポーツ連盟に委ねられる」との意見をいただきました。
これが私の考えたタイム・スケジュール案です(あくまでも案です!)
−2011年6月17日(金)もしくは18日(土):全テニス選手到着
−練習3日間(6月18,19,20日)
−トーナメント11日間
*最初の5日間はDMC(6月21日から25日)
*休憩1日
*後半6日はWDTC(6月27日から7月2日)
−2011年7月3日(土):全テニス選手帰国
トルコろうスポーツ連盟に、イズミールでのWDTC/DMC合同選手権開催の承諾を求めるメールを送りました。連盟から連絡があり次第、皆様にご報告いたします。トルコからの承諾を祈るばかりです。
テニス選手権概要
トルコが認めた場合、2011年にイズミールでWDTC/DMCが合同開催されますが、その次は、WDTCとDMCは別々に開催されます。第21回ドレッセ&マエレ・テニスカップは2014年に開催予定で、第2回世界ろう者テニス選手権大会は、2015年に開催されます。
したがいまして、2013年からの日程は、以下のようになります:
- 2013年 夏季デフリンピック
- 2014年 DMC
- 2015年 WDTC
- 2016年 地域テニス選手権大会(ヨーロッパのみ)
- 2017年 夏季デフリンピック
- 2018年 DMC
- 2019年 WDTC
- 続く...
-2014年第21回ドレッセ&マエレ・テニスカップの開催を希望される国はありますか?
-2015年第2回世界ろう者テニス選手権大会の開催を希望される国はありますか?
次の開催国申請書(application form)をメールで: tennistd@ciss.orgまでお送りください。
敗者復活戦
台北で一回戦敗退したテニス選手は、その後、トーナメント最終日まで試合をすることができませんでした。そのため、今後のトーナメントでは、敗者復活戦の開催を考慮したいと思います。敗者復活戦は、テニストーナメントの最終登録終了直後に、選手、コート、審判員の数に基づいて決定されます。
ランキング・ポイント
実際のランキング・ポイントが、ICSDウェブサイトのテニスの欄に掲載されました: www.deaflympics.com/sports/index.asp?SC=Tennis
ろう者オープンテニス・トーナメント 2010
台北で開催された前回のテクニカル会議では、アメリカ合衆国とイギリスのテニスチームが、2010年のろう者オープンテニス・トーナメント開催を検討中であると述べていました。アメリカ合衆国での開催予定地はラスベガスで、2010年7月18日から23日に開催されるデフ・ネーション世界エキスポの直後に行われます。したがって、オープントーナメントは、7月24日ごろ始まることになります。
イギリスでの開催予定地は、ノッティングハムで、時期は7月中です。
2週間後に、両国から最終情報が送られてきます。情報を受け取り次第、皆様にお知らせいたします。
連絡先
各国のろう者テニスの責任者の方々と連絡を取りたいと思っています。ろう者スポーツ連盟と並行し、各国の責任者の方々と直接コミュニケーションを取ることが目的です。そのために、貴方のメールアドレス、氏名、所属するろう者スポーツ連盟名称をお送りください。私のメールアドレスは:tennistd@ciss.orgです。
皆様のご協力に感謝いたします。
敬具
トビアス・ブルズ(Tobias Burz)
ICSDテクニカル・ディレクター - テニス