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全日本ろうあ連盟スポーツ委員会による和訳(2010/01/22 掲載)

ICSD eNews 和訳版 2009年11月号

  (ICSDウェブサイトの原文)

目次(一部)

技術委員からのメッセージ:ボウリング

いろいろなたくさんの国のベテランや新人のプレーヤーとともに働くことは楽しかったです。私は、2009年4月に新しくICSDのボウリング・コンサルタントになりました。大変な仕事ですが、やりがいのある仕事です。WTBA のヤップ・コク・ウィ−さん、メルヴィン・フーさん、CTBA、SLO、8名の通訳者、10名のレフェリー、そして約60名のボランティアの方々の熱心な働きにお礼を申し上げます。FIQ会長ジェシー・ファー氏がシンガポールから夏季デフリンピックのボウリング大会に来てくださったことを知り本当にうれしく思います。30カ国、210名以上のプレーヤーが参加するほどまで組織が大きくなり、感動しています。

9月3日と4日、評議員会の会議がありました。アルゼンチンが、2011年の第二回世界ろうボウリング選手権大会開催に関心をもっていることを表明しました。承認は会場視察まで保留され、後ほど詳しいアナウンスがあるでしょう。

9月8日の朝午前9時に男子シングル、午後1時に女子のトーナメントを開始しました。

女子シングルの優勝者はチャイニーズ・タイペイのチャン・ヤオチェン選手で、スコアは1134点でした。準優勝は韓国のジョン ・ヨンジョン選手でスコア1128点、第三位はチャイニーズ・タイペイのリン・シャンツ−選手でスコアは1106点でした。 男子シングルの優勝者は米国のペリー・ランデル・ウェイン選手でスコアは1228点、準優勝は韓国のハム・ジョンフン選手でスコア1197点、第三位はマレーシアのアワンモド・ザイディ選手 (3回目のデフリンピック出場) で、スコアは1188点でした。

女子ダブルスは、フィンランドのアイラ・キルぺライネン選手・サツ・リンツーラ選手のペアが、2147点のスコアで優勝に輝きました。 準優勝は2140点のスコアで、チャイニーズ・タイペイのワン・ユーチン選手・チェン・ウェンニー選手のペアで、第三位は米国のシャロン・ディトンド選手・パトリシア・ブロタン選手でスコアは2108点でした。男子ダブルスの優勝者は、アン・ソンジョ選手・ハム・ジョンフン選手で、スコア2378点でした。 準優勝は韓国のソ・ヨンチュン選手とキム・ヨンホ選手でスコア2368点、第三位はサウジアラビアのモハンマド・オライフ選手・ファハド・アルモマイ選手(初めてのメダル受賞)で、スコアは2346点でした。

女子トリオの優勝者はチャイニーズ・タイペイのリン・シャンツー選手・ワン・ユーチン選手・チャン・ヤオチェン選手のチームで、スコアは3267点でした。準優勝はチャイニーズ・タイペイのチェン・ウェンニー選手・ファン・ヤーティン選手・シェイ・シューチェン選手のチームでスコア3182点、第三位は韓国のJジョン ・ヨンジョン選手・リ・スンジュン選手・ムン・ヤジュン選手のチームで、スコアは3118点でした。 男子トリオの優勝者は、韓国のアン・ソンジョ選手・チェ・テイン選手・ハム・ジョンフン選手のチームで、スコアは3485点でした。準優勝はチャイニーズ・タイペイのチュウ・チンリン選手・ウェン・チュンミン選手・シェン・シェンフー選手のチームでスコアは3483点、第三位はスウェーデンのアントン・エロッソン選手・フレデリック・フリンク選手、ピーター・ヨハンソン選手のチームで、スコアは3290点でした。

女子チームの優勝は、チャイニーズ・タイペイのリン・シャンツー選手(1015点)・ワン・ユーチン選手(1000点)・シェイ・シューチェン選手(1034点)・チェン・ウェンニー選手(1125点)・チャン・ヤオチェン選手(1038点) で、トータルスコアは5212点でした。 準優勝はロシア連邦のナデズラ・コラリンノバ選手(985点)・オルガ・ロティーナ選手(1041点)・マリア・ヤレーヴァ選手(1060点)・ディーナ・パリツ選手(932点)・マリーナ・カタンスカヤ選手(499点・3ゲーム)・スベタラナ・リプキナ選手(402点・3ゲーム)で、スコア4919点でした。第三位は、スウェーデンのべラ・ストラング選手(891点)・アネリー・カールソン選手(1014点)・レーナ・ルンデ選手(475点・3ゲーム) ・エヴァ・ウルフスパレ選手(1006点)・マリータ・サンデル選手(445点・3ゲーム) ・ロッテ・ダルバーグ選手(1056点)で、トータルスコアは4887点でした。男子チームの優勝者は、チャイニーズ・タイペイのチュウ・チンリン選手(1168点)・ウェン・チュンミン選手(1102点)・クン・シーチュン選手(1061点)・チェン・チュンチン選手(1168点)・シェン・シェンフー選手(1252点)で、トータルスコア5751点でした。準優勝は韓国のアン・ソンジョ選手(1140点)・ ソ・ヨンチュン選手(1135点)・ チェ・テイン選手(1111点)・キム・ヨンホ選手(998点)・ハム・ジョンフン選手(1210点)でトータルスコア5594点でした。第三位はスウェーデンのノーデル・アンダース選手(1085点)・ピーター・ヨハンソン選手(997点)、エミール・ダールストーム選手(1096点)・フレデリック・フリンク選手(1066点)・アントン・エロッソン選手(968点)で、トータルスコアは5212でした。

女子マスター決勝
チャン・ヤオチェン-チャイニーズ・タイペイ
松清俊子-日本
ベルティ・テミス-ギリシア

男子マスター決勝
アン・ソンジョ-韓国
チェ・テイン-韓国
ハム・ジョンフン-韓国

10日間の最優秀選手に選ばれたボーラーは、チャイニーズ・タイペイのチャン・ヤオチェン選手でした。 彼女は4個の金メダルを受賞しました。次いで、韓国のアン・ソンジョ選手が3個の金メダルと1個の銀メダルを受賞しました。メダル最多国は中華台北の金5個、銀3個、銅1個、次点は韓国の金3個、銀5個、銅2個でした。詳細結果は、http://bowling.2009deaflympics.org/files/639-1034.phpで見ることができます。

アルゼンチンでの世界ろうボウリング選手権大会が、正式に承認されることを楽しみにしています。

最後に、ありがとう。

カジミエーズ・コダック(Kazimierz Chodak)
ICSD コンサルタント - ボウリング