岩手県からの報告



岩手県からの報告

日時・連絡状況
2011/09/05(月)
支援岩手本部

救援中央本部
7月10日(日)久慈手話サークル訪問
 
 10時にろう協事務所にて待ち合わせしている時に、9:57頃、震度4の地震がありましたが、無事でした。
 本部長、ろう協1名、県手連1名、岩通研1名、本部事務員の計5名で出発し、昼前に久慈市役所到着しました。
 久慈のサークル会員、ろう者4名、健聴5名、計9名と会って、徒歩にて「アンバーホール久慈」に向かい、途中、展望台から市内を見学しながら、津波が川を遡ってきた様子などの話を聞きました。
 近くのホテルで食事をした後、社会福祉協議会へ移動し交流し、一人一人の状況を伺いました。
 最後に、久慈手話サークルに、ろう協、県手連、岩通研で集めた災害見舞金と、支援物資等を渡しました。
 
写真:送られた支援物資を見て喜ぶ皆さん
写真:災害見舞金を贈呈
写真:皆で記念撮影
 
7月14日(木)大槌手話サークル「もみじ」訪問
 
 14日大槌手話サークル「もみじ」へ、県手連から2名、岩通研1名、ろう協1名が訪問しました。
 大槌手話サークル「もみじ」代表者に1人待ち合わせして頂き、代表者と一緒に大槌町の被災地を案内してもらいながら、当日の津波の様子を説明して頂きました。
 大槌手話サークル「もみじ」の会員の皆さんには、まだ会っていないとのことです。携帯電話も流されたし、どこの避難所にいるかもわからないままでいるとのことで、心が痛みました。
 以前に、福祉大会で利用されたことのある会場は、今も避難所となっています。そこに会員が一人いたことがわかり、お互いに無事の喜び分け合いしました。
 その会員は、地震発生の時、家の中に高齢の母と一緒に居て、津波が来たときは何か起こったかわからなかったとのことです。家と一緒に流され、あとから、回りの景気が全く変わっていることに気付き、大変驚いたそうです。海まで流されていたらどうなっていたか、運が良かったと思いました。
 「災害見舞金」は、岩手県手話サークル連絡協議会の会長から大槌手話サークル「もみじ」の代表者に差し上げました。
 一日も早く復興できるようお祈りします。
 
写真:再会を喜ぶ
写真:災害見舞金を贈呈
 
7月18日(月)宮古市のサークル訪問
 
 10時からフラットピア宮古で会員14名(ろう会員6名・健聴会員8名)と会いました。会員は、お茶や沢山のお菓子を準備して、私達を迎えてくれました。自由に席を移りながら、いろいろな人と話しましたが、とにかくあちこちから笑い声が聞こえて、皆さん楽しそうにしていました。
 一昨日から、宮古の浄土ケ浜の観光船も再開したそうで、少しずつ復興に向かっているんだと思い、嬉しくなりました。
 あっという間に2時間が経ち、最後に「仲間」、「希望」「こぶしの会」の3つのサークルに災害見舞金を渡しました。
 3つのサークルを代表から「ありがとうございます。会員みんなと相談して、大事に使いたいと思います。」とお言葉を頂きました。
 
写真:3つのサークルの方々と
 
8月28日(日)陸前高田市のサークル訪問
 
 最後の陸前高田サークルは、自分の生活に一杯な為、手話サークルはなかなか集まらない状態でいます。
 岩手県手話サークル連絡協議会の理事会で、見舞金を陸前高田「コスモス」サークル会長にお渡ししました。「有意義に使わせて頂きます。月1回集まれるように頑張ります」との事でした。
 
写真:災害見舞金を贈呈
2011/07/06(水)
支援岩手本部

救援中央本部
6月23日(木)
 岩手県手話サークル連絡協議会が中心となって、沿岸の8つの手話サークルへ支援活動しています。
 宮古手話サークル訪問に続き、今回は23日大船渡手話サークル「こだま」代表者から「どうぞ来てください」と言われるまでずっと待っていました。
 初めは、1時間ぐらい話し合って帰るつもりでしたが、手話サークルの会員の皆さんは被災された会員もいましたが、笑顔で迎え頂き、一緒に長い時間話し合い続けていました。
 そして、岩手県内陸部のろうあ協会各支部、各手話サークル、岩手手話通訳問題研究会の三団体で集めたカンパ金を届けました。「災害見舞金」第1号は、岩手県手話サークル連絡協議会の事務局長から大船渡サークル「こだま」の代表者に差し上げました。
 手話サークルは、大震災の時、自分が被害されたにもかかわらず、地元のろうあ者に情報提供をして、サポートしてくださいました。これをきっかけに今後もろうあ者との交流しながら、手話の勉強し、ろうあ者に情報提供をし、お互いに助け合っていくよう願ってやみません。
写真:「災害見舞金」を大船渡サークル「こだま」の代表者に渡す岩手県手話サークル連絡協議会の事務局長

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6月30日(木)
 23日大船渡手話サークルに続き、県手連から2名、岩通研1名ろうあ協2名が釜石手話サークル「橋」へ訪問しました。
 手話サークルの会員の皆さんは被災された会員もいたし、また、仮設住宅や避難所からわざわざ来てくださいました。
 「災害見舞金」第2号は、岩手県手話サークル連絡協議会の小岩会長から釜石サークル「橋」の代表者に差し上げました。
 釜石手話サークル「橋」は、岩手県2番目に創立され40年近くとなっています。釜石支部のろうあ者が来て手話指導し、長く交流して来ました。
 大震災の直後に手話サークルを再開し、震災により初めてろうあ者が居ないサークルとなり、落ち込んでしまい、もう手話サークルは止めようと考えたそうです。大変だったとの話を聞いて、私も、釜石のろうあ者が居ないとは、考えなかったので複雑な気持ちになりました。止めようとすると、犠牲になったろうあ者が天国で悲しむのではないかと思いながら、釜石サークルだけはなく、他のサークルも一緒にお互いに助け合っていくよう願ってやみません。
写真:「災害見舞金」を釜石サークル「橋」の代表者に渡す岩手県手話サークル連絡協議会の会長

2011/06/01(水)
支援岩手本部

救援中央本部
5月28日(土)に東日本大震災聴覚障害者救援中央本部物資担当の吉原さんが事務所に翌日の支援に間に合うように物資を届けてくださいました。救援中央本部から自転車2台、水ケース、金沢市聴覚障害者小規模作業所のろうあハウスからきれいな手作りホワイトボード、群馬県聴覚障害者団体連合会からの寄せ書き、吉原本人から野菜ジュースを頂き、本当にありがとうございました。
29日に、陸前高田、大船渡、宮古へ被災者を訪問に行きましたので、報告します。
 
5月29日(日)
<陸前高田チーム>

先週に続き雨。雨に負けないでがんばろう。(写真1:出発前
ろうあ者4名 通訳者1名(写真2:出発
3月27日訪問以来2回目の訪問です。(写真3:訪問へ

 石川隆会長と私(高橋)は、地震後初めての訪問で、被災されたろう女性2名に会うことができました。「会いたい」というメールが何回も来ていたが、やっと会えて強く抱きしめてお互いに涙流してしまいました。一人2時間ぐらい心を痛めながら聞きました。
 
 会社で働いて居るとき、地震に会い、そのまま避難所にいたが、幸い会社の人と一緒にいたので情報を得ることができた。また、地域の手話サークルの会員に会えたので良かった。3日間寒かったし、おにぎり1個とコップ1杯程度の水だけでした。3日後、避難所から家まで15分近い距離なのに道路が寸断され通れない。反対に回って1時間かけてやっと両親に無事会えた。当日の津波、逃げる人々を初めから見てしまつたので、海の近く行けないし怖さが頭から離れない状態でいます。
 
 手話サークルは、手話の勉強とろうあ者との交流だけと思っている人が多いと思いますが、地震後の支援活動も大切であることを再確認し、いろいろ勉強になりいい一日をありがとうと思って帰りました。
 他の人たちの話では、3月27日に会った時顔の表情は硬かったが、今回は落ち着いているような穏やか顔に変わっていてホッとしたとのことでした。普通の生活に戻れるまで、定期的に訪問します。
 
<大船渡チーム>
 救援中央本部物資支援担当の吉原さんと高橋さん・大船渡市の職員の3人で訪問。

 前から凄く待ち続けていたことであろう被災ろうあ者2人に自転車を寄付し、三輪車にすぐ乗って喜びいっぱいで走っているのを見て、大船渡チームも自分のように嬉しく思いました。(写真4:自転車を乗り回すろう者
2人から、「東日本大震災聴覚障害者救援中央本部・他関係の皆さんありがとうございます。」とメッセージがありました。大船渡市のろう職員も言葉が出ないぐらい感謝でいっぱいですとのことでした。(写真5:吉原物資支援担当
 
<宮古チーム>
7:40
小雨の中、宮古市に交流のため、10人で行きました。
日程説明のあと、出発。
10:00
待ち合わせの宮古市役所着
写真1:約束の時間ぴったり到着
10:05
地元の方に被災地を案内してもらいました。
写真2:日本一と有名な田老の防潮堤の上で
12:30
交流会場到着、すぐ会場準備
13:00
交流開始。
初対面の人との心を和らげる為、お名前ビンゴゲームで、自己紹介を兼ねて挨拶。
裏面にある自分の名前シールと自己紹介をした人とのシールを交換して自分のカードの枠内に貼る。25人と挨拶しました
写真3:交流会
13:45
4グループに分かれて、
被災の状況や現在の生活などを聞く。
皆さん、話が…手が…止まらない。
予定の時間をオーバーしてしまいました。
15:45
記念写真を撮影して、閉会。
「また来てね」「また来るよ」と言い合って別れました。
写真4:今日の支援チーム

2011/05/25(水)
支援岩手本部

救援中央本部
5月22日(雨)
 
冷たい大雨が降り、ブルーのジャンバーに日本財団シールを貼って。
釜石からろうあ者の方に会わせてとの要望を受け、ろうあ者3名、手話サークル1名のチーム一緒にろうあ者宅へ回って来ました。
 
7名のろうあ者宅へ個人別訪問しました。ほとんど50代から75代の男性、女性でした。
簡単に報告します。
 
① 灯油、米配達はFAXで注文頼めて安心だが、食事等の買い物はできない。自宅から店まで歩くと15分だが、上り坂に膝痛の為重い物を持てないし、タクシーを頼んでも断られた。(短距離のせいかも) 早速対応するようお願いする。
 
② ヘルパーさんは毎日きて、身体的介護をしているがろうあ者にはなかなか話し相手が居ない為、寂しい思いが私まで伝わってきました。また来てもいいかと聞いたら、うんと握手してくれた。
 
③ 市外から2ヶ月ぶり自宅に帰って、住みやすいでほっとした笑顔。自分なりに生きたいという元気なろうあ者です。
 
そのあと、犠牲になられた釜石支部長夫婦ら避難所へ行って、丈夫な建物なのに言葉が出なかった。
夫婦が毎日、家前の海を眺めながら仲良く生活を送った場所は、穏やかな景色でしたが、地震発生の時海は暴れたので、津波は本当に怖いです。
これからは、ろうあ者だけでなく、釜石、大槌の手話サークルの方には、6月に入ったら、心の励ましのため訪問したいと思います。
 
●訪問の様子:写真1 写真2 写真3
2011/05/20(金)
支援岩手本部

救援中央本部
5月19日(木)
 28度の真夏のような気温でした。
 ろうあ者4人、岩手県立視聴覚障がい者情報センター2名で岩手県立一関清明支援学校を訪問しました。
 4月から新しく来られた及川校長に、補聴器用電池や文具(日本テトラパック(株)様からの支援物資ノート・カラーサインペン等)を届けました。(写真:一関清明支援学校長へ物資贈呈
 聴覚の幼稚部、小学部合わせて7名全員元気で勉強しており、昨年度より4名の新入生・転校生が入った事を聞いて嬉しくなりました。(写真:一関清明支援学校長と懇談
 次に盛岡聴覚支援学校へ2回目の訪問をし、補聴器用電池や日本テトラパック(株)様より頂いた文具を届けました。(写真:盛岡聴覚支援学校へ物資贈呈
 日本財団からガソリンの支援を頂き本当にありがとうございます。
 また、全国からの励ましの心を被災地へ一緒に届けてくださったバンダナを身に着けて、支援活動に頑張っています。
 全国の皆さんから、切れ間ない支援していただいて、疲れてしまうのではないかとかえって心配です。どうぞ体を大切にください。(写真:一関清明支援学校前にて
2011/05/16(月)
支援岩手本部

救援中央本部
岩手県本部より報告します。
 
5月5日(木)
第2回岩手本部会議を情報センターで開催し、以下の方が出席してくださりました。
東日本大震災聴覚障害者救援中央本部長 石野氏
事務副総括 中村氏
                    杉石氏
青森県聴覚障害者情報センター 山内氏
岩手県障害福祉課総括福祉部長 山崎氏
岩手県立視聴覚障がい者情報センター所長 鈴木氏
上記のほか、7つの団体、合計31名が出席しました。支援活動状況を報告し、情報交換しました。
東日本大震災聴覚障害者救援中央本部より支援金を頂いたり、盛岡聴覚支援学校からのお礼文書を届けたりして、大切な一日でした。
 
5月7日(土)
全難聴の高岡さん他3名岩手県に来て、岩手難聴協会、要約筆記協会、パソコン要約筆記サークルの他、岩手県立視聴覚障がい者情報センター次所長と岩手本部長私も出席し、難聴者の支援活動、心のケア、今後について協議しました。また、宮城県難聴協会から支援活動報告がありました。
※5月8日(日)に、全難聴・岩手難聴のチームが、大船渡へ支援活動すると聞いていましたが、正式な報告はまだです。
 
5月15日(日)
岩手県ろうあ協会通常総会を開き、被災されたろうあ者が6名出席して下さって、顔を合わせて励ましあったり無事を喜び合ったりしていました。
総会が終わったあと、被災された体験を報告頂きました。
改めて、指定福祉避難所やどのように情報等を受け取るかもう一度各地区で協議の上、各市町村福祉課へ要望交渉をすることを確認しました。
 
今後の予定
5月19日(木)一関清明支援学校へ補聴など物資を持って訪問。
5月22日(日)釜石地区へ心のケアのため訪問。
5月29日(日)
 宮古地区に対し、ろうあ者だけなく、手話サークルの人も一緒に集まって交流するよう支援活動を行う。
陸前高田は、手話サークルの方も大船渡地区と同じくまだまだ開催できない状態なので、先にろうあ者へ心のケア訪問予定。
大船渡地区は、もう少し落ち着いてから、来てほしいとのことなので、それまで待つ予定。
2011/04/27(水)11:48
支援岩手本部

救援中央本部
・県は、4月5日から29日まで、陸前高田市、大槌町、山田町に県職員、市町村職員、相談支援専門員。県ろうあ者相談員からなる支援チーム(3チーム)を派遣している。
・業務内容は、現地の状況にもよるが、主に役場機能の支援、相談、避難所の巡回であり、ろうあ者相談員は、聴覚障がい者の相談に対応している。
・ろうあ協会3名と手話通訳者1名で、陸前高田市社会福祉協議会へ青森県防災士会より頂いた物資を届ける。
 
【現在までのろうあ協会以外の団体の主な活動状況等】
☆岩手県中途失聴者・難聴者協会
・15日、7名で宮古市体育館、大船渡市福祉センターをまわって、全難聴からいただいた義援金など届ける。
・大きな被害を受けた会員はいなかったが、親類や友達に不幸があった方もいるとのこと。
☆岩手盲ろう者友の会
・4/10と4/18、大槌の盲ろう者宅を訪問。信頼している地元の介助者がまだ行方不明であること、とても心配している様子。
・4/24、全国盲ろう者協会の職員が現状視察に岩手に来て、北上で報告会を行い、今後の支援について話し合いを行った。
・定期的に盲ろう者宅を訪問活動していく予定。
☆岩手手話通訳問題研究会
・4/16(土)緊急運営委員会開催。
・被災者、被災状況の現状確認
・5/22(日)定期総会開催予定。
・岩手本部の支援活動への協力していく。
☆岩手パソコン要約筆記サークル「あいたっち」
・引き続き、支援活動への協力していく。
☆要約筆記通訳「いわて」連絡協議会
・5/12(木)盛岡サークルが震災後初の活動再開予定。
☆岩手県手話サークル連絡協議会
・協議会全体で死亡者4名、行方不明者3名。
・宮古のサークルは4月21日に例会再開。来月の例会日程も決定。
2011/04/20(水)15:52
支援岩手本部

救援中央本部
4月11日
・岩手盲ろう者友の会、盲ろう当事者、要約筆記者、パソコン要約筆記者は全員無事。
・岩通研 1名死亡 不明1名。
・岩難聴協会と岩手県手連は確認中。
 
4月13日
・午前 中央本部から吉原・小海・高井の3名が岩手本部に来所。
・ノートパソコン2台、物資、励ましの色紙、バンダナいただく。
・午後 盛岡聴覚支援学校訪問。
・佐々木校長に補聴器用電池や物資 (筆談器等)を届ける。
 
4月14日
・午前、中央本部の3名と岩手本部2名で大船渡市役所を訪問。
・福祉課職員から、市内聴覚障がい者の経過や現在の様子を聞く。
・午後 地元のろうあ協会の会員宅訪問。
 
4月15日
・午前、情報センターとろうあ協会で宮古市役所訪問。
・市の障害者福祉相談員(通訳者)に経過及び現状を聞く。
・ろうあ者はほとんど被害を受けていないが、手話サークル例会の会場が避難所になり、使えないため、皆が集まることができず、話ができないことのストレスがあるように見えた。
・市の通訳者に報告した結果21日から再開できるとのこと。
・釜石市の手話サークルも会場を確保して再開したとの報告あり。
 
4月16日
・午前 JDFの藤井幹事会議長ら5名が、ろう協事務所を訪問し、県内の障がい者団体が連携するための協力要請を受ける。
 
詳細はこちら(PDF)
2011/04/11(月)16:56
支援岩手本部

救援中央本部
4月5日現在の報告
 
(社)岩手県ろうあ協会会員 195名中3名死亡
同賛助会員(内個人会員) 62名中1名死亡
同認定手話通訳者 29名全員無事
 
岩手盲ろう者友の会 及び NPO法人岩手県中途失聴者・難聴者協会の2団体は確認中。
 
今後、心のケアを中心に下記2箇所を回る予定。
15日 宮古市
16日 大船渡市
 
以上よろしくお願いいたします。
2011/04/08(金)14:02
支援岩手本部

救援中央本部
・地震の規模のわりには、被害は少なかったようである。
・県内では関係者で倒れてきたタンスの下になり、軽傷となった方はいたようだが、前回より、通信網が機能しており、沿岸地域も無事の連絡が入っている。
・情報センターも先ほど電気が復旧した。
・支援岩手本部は建物自体の安全の確認のため、明日まで休みとなる。
 
今後とも長い活動となりますので、ご支援いただきますようお願い申し上げます。
2011/04/03(日)
岩手県ろうあ協会

救援中央本部
【東日本大震災聴覚障がい者支援 岩手本部発足】
 
4月3日(日)午前10時30分~12時30分、 県立視聴覚障がい者情報センターにおいて、東日本大震災聴覚障がい者支援 岩手本部の立ち上げについての会議が行われ、正式に「東日本大震災聴覚障がい者支援 岩手本部」が発足しました。
 
発足の際には、東日本大震災聴覚障害者救援中央本部事務副総括の小出さん、手話通訳者の佐々木さんに立ち会っていただきました。
 
構成団体は以下の通り。
 
・社団法人岩手県ろうあ協会
・岩手手話通訳問題研究会
・岩手県手話サークル連絡協議会
・岩手盲ろう者友の会
・岩手パソコン要約筆記サークルあいたっち
・要約筆記いわて連絡協議会
・NPO法人岩手県中途失聴者・難聴者協会
・県立視聴覚障害者情報センター
 
事務所は、情報センターの印刷室を借用し、事務員については当面の1ヶ月は、県登録手話通訳者、県登録要約筆記奉仕員の2名が担当。
 
こちらのページで写真をご覧いただけます。
2011/03/30(水)13:00
岩手県ろうあ協会
↓(FAX)
救援中央本部
(社)岩手県ろうあ協会・県立視聴覚障がい者情報センター支援チーム始動。
3月27日(日)、岩手県ろうあ協会役員(会長・副会長・事務局長・一関支部長・女性部長)とろう協認定手話通訳者5人、県立視聴覚障がい者情報センター職員2名(副所長・情報支援員)は、5チームに分かれて3地区(釜石市/大槌町、大船渡市、陸前高田市)の聴覚障がい者の相談支援を目的に聴覚障がい者約20人、その他関係者(手話通訳者/手話サークル員)を個別訪問した。
また、各チームは支援物資の運送、心のケア、今後の支援方法についての情報収集を行ってきた。
4月3日(日)に、岩手県内聴覚障がい者関係7団体が、岩手支援本部を結成する予定。
今後の支援について協議を始める。詳細はこちら(PDF)
2011/03/26(土)12:11
岩手県ろうあ協会
↓(FAX)
救援中央本部
・現地からの連絡等により、安否確認、被災者の所在確認などを中心に行ってきた。
・24日に救援中央本部久松事務総括来訪、ろう協会と情報センターとで今後の支援体制について協議。
・27日から、ろう協会と情報センターが共同で5チーム(1チームろう2名、センター2名)を組んで、3地区(釜石、大船渡、陸前高田)に行き、個別支援、相談を行うことに決定。
・各チームは支援物資の運送、心のケア、今後の支援方法についての情報収集を行う。
・4/3に救援岩手本部を立ち上げる予定で、各団体に呼びかけ中。
(構成団体)
社団法人岩手県ろうあ協会
NPO法人岩手県中途失聴者・難聴者協会
岩手盲ろう者友の会
岩手県手話サークル連絡協議会
要約筆記通訳「いわて」連絡協議会
岩手県パソコン要約筆記サークル「あいたっち」
岩手手話通訳問題研究会
 
岩手県ろうあ協会の高橋会長より、「全国のみなさん、ご支援やお励ましをいただいて、ありがとうございます。」とのことでした。
2011/03/22(火)10:25
岩手県ろうあ協会
↓(電話)
全日ろう連本部事務所
・現在、岩手県ろうあ協会会員195名中、192名の無事を確認。
・うち5名が避難所にいる模様。避難所名や人数は現在確認中。
2011/03/18(金) <盛岡聴覚支援学校は全員無事>
・「岩手県立盛岡聴覚支援学校」は全生徒、教職員全員無事。
・校舎など被害は一切なし。
・地震のあった3月11日の午前中に、卒業式を終え、小学部1人、中学部3人、高等部・専攻科9人、計13人を無事に送り出したところだった。
 
(校長から全校生徒へのメッセージが県立盛岡聴覚支援学校のホームページに載っています。http://www2.iwate-ed.jp/mor-r/
2011/03/16(水)12:30頃
岩手県ろうあ協会
↓(電話)
全日ろう連本部事務所
1.安否確認について
・先日は50名が不明と報告したが、昨日・今日と確認が取れて、不明者は今現在19名。
・宮古地域―全員無事。全員被災を逃れていて、それぞれの自宅にいる。
・大船渡地域―全員無事。ばらばらに避難所にいる。
・陸前高田・釜石―不明
 
2.三陸は高齢者が多い。
 
3.現状では協会としては、携帯だけは使えるが、電気がだめで、したがってファックスも使えない状態なので、手話サークルや通訳者を頼って情報収集している状態。
 
4.岩手協会としても、ガソリンがなく(あっても5リットルしか売ってくれない)、バスも三陸方面には不通で、協会として届けたい物資を持っているが、それも届けられない状態なので、外からの支援を現在は受けられない。
2011/03/15(火)14:40頃
岩手県ろうあ協会
↓(電話)
全日ろう連本部事務所
・県に通訳3名が同行して、被災地を回っている。
・道路状況が悪い為、バスも走っていない。
・水がやっと支給された。
・お店やコンビニは時間を制限してるが、開店されている(約2時間)。
・現地で必要としているのは、ガソリン(1日10リットルまで)と携帯電話機の充電器である。
・もちろん食料と水も必要だが、今、救援ボランティアが来たり、救援物資が届いても困る。
2011/03/14 (月) 11:03
岩手県ろうあ協会
↓(電話)
全日ろう連本部事務所
・現在も被災地の状況を把握できていない。
・県のろうあ者相談員が被災地に向かう予定。
・ろう協としてはガソリンもないので動くことができない状況。
2011/03/13 (日) 10:16
岩手県ろうあ協会
↓(電話)
全日ろう連本部事務所
・ろう協の通信機能は全く使えない状況。拠点をどこに移すか検討中。
2011/03/12 (土) 21:16
岩手県ろうあ協会
↓(メール)
全日ろう連本部事務所
・現在、盛岡周辺が電力復帰し、ネットでの通信が可能。
・被災状況は、現段階では、内陸部は安否確認が完了。
・沿岸部は一番被災の大きい陸前高田市で1名無事を確認。
・それ以外の、聴覚障がい者(およそ40名)は安否の確認ができていない。
2011/03/12 (土) 14:43
全日ろう連本部事務所
↓(電話)
岩手県視・聴覚障害者
情報センター
 
(岩手県ろうあ協会への電話が不通のため「岩手県視・聴覚障害者情報センター」に電話)
・岩手県内は一部を除いて停電している。
・協会の事務所がある盛岡も停電中。
・情報収集に努力しているが通信網(電話・FAX・携帯等)が寸断して使えないため状況が把握できない。
・内陸部はほぼ大丈夫だが、沿岸部はまるで状況がつかめない。
・沿岸部にはろう者が20名~30名いるがろう者・設置通訳者共に連絡がとれていない。
・沿岸部にある県の出張所との連絡も取れない状況。
 
・県庁もやっと電気が回復したところ。
・県からの指示・連絡は今のところ何もない。
・センターとしては地元のラジオが頼りでそこから情報を集めている状況。

 
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