記念碑のデザインについて



記念碑のデザインについて

 2014年8月に「記念碑」デザインコンペを行い、2015年1月23日に入賞者を決定しました。

 入賞者:国立大学法人筑波技術大学総合デザイン学科の学生
     町田陽伽・日影舘美樹・小國雅治

 この記念碑のコンセプトは下記の通りです。

3つのコンセプト「歴史」「現在」「未来」を形に込めた。
 「歴史」は先人の努力により今があることを示している。深い黒色の石をノミ切り仕上げすることで、積み重ねられた努力とその重みを表現し、歴史が現在と未来を支えている様子を表した。
 「現在」は健聴者との壁をなくし、理解を広げるために情報を取り入れて発信してゆくろう者の姿にイメージとし、情報の取り入れ口である目と耳を暗喩した穴を持つ球体で表した。
 「未来」は成長してゆく力強さや明るい将来を上へ向かう形で表した。
 「歴史」と「未来」をろうという手話に見立てろうのアイデンティティを表現し、先人も現在のろう者も未来へと希望を持って進んでいくイメージをデザインした。

「設計趣旨」より