茨城県立霞ヶ浦聾学校の放射能除染支援を行いました



 茨城県立霞ヶ浦聾学校のある阿見町は福島原発事故による汚染状況重点調査地域に指定され、同校敷地内を調査の結果、国の基準値を超えていたのでグラウンドの表土除去や除草・選定等が行われます。
 同校職員のかま等による手作業での除染取り組みを行っていますが、敷地面積が広く大きな負担となっています。
 東日本大震災聴覚障害者救援中央本部として、選定、落ち葉除去、除草等の作業効率化のために次の機材の支援を行いました。

・エンジンヘッジトリマ(剪定用)  ・エンジン刈払機 ・エンジンブロワ(落ち葉等の集塵用)
・エンジンチェンソー ・樹木粉砕用エンジンチッパー  ・コンプレッサー
・ブローベンチ(野外用ベンチ・幼稚部幼児等が直接芝生に座らないように設置)

 同校校長より、次のお話しと写真、除染支援の状況が記された霞ヶ浦聾学校通信をいただきました。

過日ご支援いただきました物を活用させていただいております。
ご報告に、活用例の写真と保護者等へのお知らせ(校長が毎月発行している通信)をお送りさせていただきます。
本校の除染作業は、敷地内全面除染のため作業が遅れ、今年中の実施予定でしたが、来年(1月~3月)の実施となってしまいました。
学校はもうすぐ冬休みを迎えます。寒さも厳しくなってきましたが子どもたちは、元気に学習しております。
皆様もお体をご自愛いただきご活躍いただければと存じます。
今後もご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

平成24年12月19日
茨城県立霞ヶ浦聾学校長 根本 忠行
機材活用例写真
(写真クリックで拡大します)

霞ヶ浦聾学校通信
(クリックでPDFを表示します)

 
 
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