福島県立聾学校の放射能除染支援を行いました



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清掃用ロボット

休憩用ベンチ

 福島県立聾学校では放射能汚染に対し、昨年7月以降、業者による5回の校庭等の表土除去を行うとともに、プールについては教職員作業による除染清掃作業を行ってきました。
 
 東日本大震災聴覚障害者救援中央本部として、子どもたちが安全に、安心してプール授業が受けられるように、次の除染に対する支援を行いました。
 
◆福島県立聾学校本校
 
 プールサイド保護マット、プール清掃用ロボット、休憩用簡易テント、プール清掃ネット、休憩用ベンチを提供しました。
 
 これらにより、児童・生徒が直接プールサイドのコンクリートに触れることなく授業が出来るように、またプール内に溜まった枯葉や砂、ごみなどの除去がしやすくなりました。
 
◆平分校
 
 幼稚部校舎前犬走りの泥落としマット515枚を提供しました。
 
 幼稚部校舎前のコンクリートのたたきに泥落としマットを設置し、中庭等で遊んだ後の土砂や砂を落とすことにより、衛生面と放射線量の軽減に効果を発揮しています。
 
 同校より次のお話しをいただきました。

 「私たちは、一日でも早く、今回の大震災及び原発事故が起きる前の状況と同じように、子どもたちが元気に勉強や運動が“普通”にそして“当たり前”にできるようにしたいと考えています。
 これまでの除染工事で、校内は一応“安全”という数値にはなっていますが、今回の御支援により、子どもたち及び保護者たちにとっての“安心感”がより高まると思っています。本当にありがとうございます。御礼申し上げます。」

 除染支援の状況は以下の福島県立聾学校「ふくろう掲示板」でも紹介されています。ぜひご覧ください。
 
・ふくろう掲示板
  http://www.fukushima-sd.fks.ed.jp/owl/diary.cgi
 
・ふくろう掲示板内「東日本大震災聴覚障害者救援中央本部からの支援」
  http://www.fukushima-sd.fks.ed.jp/owl/diary.cgi?no=67
 
 
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