救援中央本部長挨拶 ~東日本大震災から2カ月…美しい日本の復興を祈って~



 あの未曽有の東日本大震災から2カ月経ちました。被災地の皆様、心よりお見舞い申し上げます。今回は大地震だけではなく大津波、原発事故という被害の大きさに言葉もありません。
 
 先日、東北3県被災地を回り、美しい東北の風景、街並みが瓦礫と化した惨状を目のあたりにし立ちすくむ思いでした。被災者の体験を聞くことができたといえ、生活資金確保すら非常に厳しいものです。元通りの暮らしを強く求めています。
 
 東日本大震災聴覚障害者救援中央本部は多くの協力団体の皆様と、被災地の情報収集、物資支援、メンタルケアチームの派遣などを進めてきています。この大災害で若者をはじめ、あらゆる人々が助けあい、人々のつながりを大切にすることの意義を私どもは再確認しました。また義援金も大変不足していますので引き続き、ご協力をお願いします。
 
 長期的な取り組みになるこの支援、今後とも皆様のご理解とご協力をいただき、共に前進してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 一緒にがんばろう!
 

2011年5月15日 東日本大震災聴覚障害者救援中央本部長 石野 富志三郎

 
 
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