関東聴覚障害学生サポートセンターが被災聴覚障害学生への支援事業開始



 関東聴覚障害学生サポートセンターが、岩手、宮城、福島の各県の小中高に通う難聴児、および大学に通う聴覚障害学生、またその支援者を対象とした活動を開始することになりました。
 
 この活動は、
 

  • 被災したことで情報保障を十分に受けられなくなった聴覚障害学生や地域の教育機関に通う難聴児への情報保障支援、情報保障コーディネート、遠隔地通訳の提供
  • 被災地の聴覚障害学生や支援者の心の支援のためのグループワークの実施
  • 必要に応じて、学生を対象にした心のケアの専門家の派遣
  • 聴覚障害学生の被災状況についての実態把握
  • 長期的支援のための情報保障のニーズのアセスメントと緊急マニュアル作り等を内容とし、日本財団ROADプロジェクト「東北地方太平洋沖地震災害にかかる支援活動助成」により実施します。

なお、準備として支援者の研修会が下記の通り開催されます。
 

被災聴覚障害児・学生の状況に関する講演会
 
日時:平成23年10月15日(土)9時~16時
日程:午前9時半~12時:「サイコロジカルファーストエイド」
      甲斐更紗氏 立命館大学衣笠総合研究機構
   午後13時半~16時:「被災地の聴覚障害児・学生の情報保障の現状について」
      松崎丈氏 宮城教育大学准教授
 
会場:日本財団会議室
対象者:被災地での情報保障活動や学生支援に興味を持っている方
参加費:無料
 
当日の情報保障:手話通訳、パソコン筆記通訳
 
問い合わせ先:関東聴覚障害学生サポートセンターHPからお問い合わせください
       (http://kantou-saposen.main.jp/
 
協力:日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEP-Net Japan)
 
この事業は日本財団ROAD PROJECTの助成を受けて実施します

 
 
東日本大震災に関する聴覚障害者関連の情報ページに戻る