この下見報告は、全日本ろうあ連盟スポーツ委員会Facebookで既にアップされているもので、それらを整理したものになります。

※注意※
この下見は2019年10月上旬に行われたものです。そのため、現時点とは情報が異なる場合がございますので、ご留意ください。

下見報告①(約1分20秒)

イタリアデフリンピック下見報告①

(小椋委員長より)
 こんにちは。全日本ろうあ連盟スポーツ委員会委員長の小椋です。
 今、朝3時です。皆さまがご存じの通り12月にイタリアで開催されるデフリンピックに向けて、現地下見に来ている途中でフランスのシャルル・ド・ゴール国際空港にいます。美しい空港ですね。
 今回の下見は2回目になります。2回も行った理由として3つあります。1つ目は総領事館に訪問して、日本選手団への支援をお願いすること、2つ目はイタリアの組織委員会にお会いして、最終的な確認をすること、3つ目は少し前に情報が入った、会場までの道のり途中に山崩れが発生して不通になっているらしいことで現状把握と今後の対策について確認するため、今回の下見を行うことを決めました。
今後、詳細な情報が入りましたらまた皆さまに連絡させて頂きます。

下見報告②(約1分)

イタリアデフリンピック下見報告②

(小椋委員長より)
 こんにちは。
 次は、下見の途中で総領事館に訪問したことをお伝えします。今は昼11時です。非常に晴天で気持ちいいです。
 訪問した総領事館で色々な話をしてきました。特に12月のイタリアデフリンピック開催中に会場(補足:サンタカテリーナ)までの道のりで山崩れが発生していることに対する事実確認と安全面やスムーズな輸送対応ができるために情報提供とスムーズな運営をしていくための協力をいただくことを約束しました。
 また、最後に選手の皆さんへの応援メッセージをいただきました。最初はぎこちない手話表現でしたが、練習を重ねてスムーズに手話表現ができるようになっていました。この応援メッセージはFacebookで公開しますので、ぜひご覧下さい。

下見報告③(約2分30秒)

イタリアデフリンピック下見報告③

(倉野事務局長より)
 こんにちは。
 私が今いるところは、キアベンナというところです。手話ではこう表します。(鍵をかける様子)キアベンナはチェス競技会場と閉会式会場となるところです。イタリアの組織委員会と私たちで一緒に下見して分かったことは、ここは歴史があり非常に雰囲気のいい街で、議員も市長も私たちと一緒になってデフリンピックを応援したい気持ちが強いことが感じ取れました。
 12月になるとクリスマスシーズンで綺麗なイルミネーションで装飾されると同時に、デフリンピックについても旗など飾り付けがされるようです。日本選手団の応援のため、日本からもたくさん駆けつけてくれることを期待しております。

(組織委員会とキアベンナ市議員より)
日本選手団のみなさん、頑張ってください!応援しています!(拍手)

(キアベンナ市議員より)
 キアベンナ市においてデフリンピックが開催されることは非常に光栄なことです。デフリンピック開催のための準備はかなり重要なことであり、私たちとしても一緒になって準備をすすめていき、世界からの選手たちを迎えたいと思っています。
 試合をスムーズに進めるための連携は重要な仕事です。ぜひキアベンナにいらしてください。ありがとうございます。

下見報告④(約45秒)

イタリアデフリンピック下見報告④

(小椋委員長より)
 手がかじかむほど寒いです。気温は1℃です。ここは冬季デフリンピックのカーリング競技会場となるところです。国際手話ではこう表します。ここは10月から急ピッチで工事が進められており、たいぶ完成されてきています。雰囲気から見ても非常にいい会場となりそうです!

下見報告⑤(約2分)

イタリアデフリンピック下見報告⑤

(倉野事務局長より)
 こんにちは。
 私が今いるところはマデージモ、手話ではこう表します(3本の指でMを作る)というところです。ここマデージモは冬季デフリンピックのカーリング競技が開かれるところです。私の後ろにある建物が(冬季デフリンピック期間中の)ICSDオフィスとなります。
 私がマデージモに来て感じたこと、お話ししたいことが3つあります。1つ目は、ここマデージモは非常にきれいな街で気持ちよく過ごせるところです。2つ目は私たちがお会いしたのはマデージモ市の副市長、市議員、観光協会の会長と多くの方々で、わざわざ来てくださいました。色々話をした中で、「冬季デフリンピックがここ(マデージモ)で開催されることは非常に光栄なことです。一緒になってデフリンピックを盛り上げていきたい」と非常に嬉しいお話がありました。3つ目は街中の子どもたちも一緒にデフリンピックで日本選手団の応援をしたいと話して頂きました。日本の皆さん、ぜひ選手団の応援のためにマデージモにいらしてください。

(マデージモ市の副市長たちより)
日本選手団の皆さん、頑張ってください!応援しています!(拍手)

下見報告⑥(約2分20秒)

イタリアデフリンピック下見報告⑥

(倉野事務局長より)
 こんにちは。
 私が今いるところはソンドリオ、手話ではこう表します(熊の手をふりかざす様子)、にいます。今来ている場所はガルバリディ広場になります。ここソンドリオでは3つお話ししたいことがあります。
 1つ目、ここは開会式が開催されるところです。2つ目は歴史があって味わい深くていい街です。3つ目は市議員、観光協会の責任者より、デフリンピックを応援したいとお話をいただきました。来ていただいた方からの話の中で、ソンドリオ市の名物でおいしいものは「そばパスタ」だそうです。昔、日本人から教わって広まったそうです。そんな「そばパスタ」はチーズと合わせて食べるとおいしいそうです。ぜひ、日本から応援に来られたときは食べてみてください。

下見報告⑦(約2分)

イタリアデフリンピック下見報告⑦

(倉野事務局長より)
 今日は下見の最終日です。今から日本に帰るところです。今回の下見で良かったところ、心配なところ両面ありました。
 まず良かったところは、組織委員会と一緒にマデージモ、キアベンナ、ソンドリオそれぞれで会場や施設で色々と視察できたことです。ですが、心配なところはアルペンスキー、スノーボード会場であるサンタカテリーナを見に行く予定でしたが、道が先日の土砂崩れで道が封鎖されています。組織委員会の話では、推定ではあるが年内中の復旧は難しいだろう、ということでした。そのため、会場変更案が2つ出ています。一つ目はキエーザで、もう一つはリヴィーニョです。この2か所がこれから交渉を進める予定で、イタリア組織委員会、イタリア政府、イタリアパラリンピック委員会が一緒になって議論を進めるそうです。決まったらすぐに連絡をもらう手はずになっていますので、その際はすぐに選手や協会の皆様に周知してまいりたいと思います。

※注意※
この下見は2019年10月上旬に行われたものです。そのため、現時点とは情報が異なる場合がございますので、ご留意ください。