三重県と伊勢市が「災害時における聴覚障がい者支援に関する協定」を締結しました



災害時における聴覚障がい者支援を行うため、三重県(三重県聴覚障害者支援センター)と伊勢市が協定を締結しました。

1 協定
(1)締結日   平成25年4月12日(金)
(2)締結者   三重県知事 鈴木英敬 氏
         伊勢市長  鈴木健一 氏
(3)内容

・伊勢市内に地震、風水害やその他による災害が発生した場合、伊勢市災害時要援護者登録制度実施要綱に基づく災害時要援護者登録台帳(聴覚の部位に障がいを有する者)の写しを三重県聴覚障害者支援センターに提供します。

・三重県聴覚障害者支援センターは、同台帳により、聴覚障がい者の安否確認及び避難所支援等を実施します。

2 経緯

 三重県聴覚障害者支援センターでは、災害時に聴覚障がい者の安否確認及び避難所支援、災害時要援護聴覚障がい者名簿の作成を行うこととしています。
 今回、伊勢市との協定により、伊勢市災害時要援護者登録制度実施要綱に基づく災害時要援護者登録台帳(聴覚の部位に障がいを有する者)の写しを三重県聴覚障害者支援センターが利用できることとなり、伊勢市の災害時要援護聴覚障がい者への情報提供や支援が可能となります。

三重県のホームページはこちら
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2013040283.htm

また、協定を結ぶのと同時に災害時に支援活動をする人たちの養成についても赤い羽根募金からの助成で、今年度「聴覚障害者災害支援サポ-ター養成事業」を開始します。
http://hanett.akaihane.or.jp/hanett/pub/viewProject.do?data.haibunId=100000677391

皆様の地域でも参考にして下さるようお願いいたします。

 
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