2025年デフリンピック大会東京開催決定(お祝いメッセージ)&【号外 発行!】日本聴力障害新聞2022年9月13日号



 2025年デフリンピック大会東京開催決定を受け、関係者の方々より頂きましたお祝いメッセージと、9月13日に発行された「日本聴力障害新聞」号外をご紹介いたします。

【号外 発行!】日本聴力障害新聞2022年9月13日号


■ 平井伸治 氏(手話を広める知事の会 会長 鳥取県知事)

2025年夏季デフリンピック東京の成功を

 この度、オーストリアのウィーンで開催された国際ろう者スポーツ委員会の総会において、2025年の夏季デフリンピックの開催地が東京に決定したことに対しまして、心よりお祝い申し上げます。
 2018年に開催された第66回全国ろうあ者大会において、デフリンピック日本招致に関わる特別決議が採択されましたが、それ以前から、2017年に発足した超党派による「障がい者スポーツ・パラリンピック推進議員連盟デフリンピック支援ワーキングチーム」など、今日に至るまでの関係者との調整、各種団体への要請活動に係る石野理事長様をはじめ全日本ろうあ連盟の皆様の御尽力に、衷心より感謝申し上げます。また、多くの東京大会招致を実現された皆様に、深く敬意を表します。
 招致が実現した今日、これから東京大会成功に向けて一丸となって邁進していかなければなりません。デフリンピックは、デフアスリートにとって出場することが最大の誇りであるとともに、聞こえる人、聞こえない人を問わず、世界中の人々に大きな感動を与えるスポーツの祭典です。
 鳥取県では、去る7月12日、石野理事長様立ち会いの下、「デフリンピック応援宣言」を発出いたしました。宣言では、鳥取県は、2025年夏季デフリンピック東京大会の招致決定後、大会成功に向け、選手キャンプ地の設置への協力、大会運営のための人員等の応援などに取り組むこととしており、今後、宣言に則って惜しみなく協力をしてまいる覚悟です。会長を務めております「手話を広める知事の会」も、東京大会成功に向け力を結集してまいります。
 結びに、2025年東京大会のご成功を祈念いたしますとともに、関係者の皆様のご多幸、ご健勝をお祈り申し上げ、お祝いのことばとさせていただきます。

鳥取県知事 平井伸治
鳥取県知事 平井 伸治

    令和4年9月10日 

■ 星野光弘 氏(全国手話言語市区長会 会長 富士見市長)

共生社会の実現に向けて

 この度、国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)総会において、2025デフリンピックの開催地が東京に決定いたしましたこと、心よりお祝い申し上げます。
 1924年の第1回大会以来、100年の歴史を経て開催されます記念すべき第25回大会を東京で開催できますことに、大変喜ばしく感じております。
 この東京大会の実現は、多くの方々の並々ならぬ活動が実を結んだものであり、招致に向けて多大なるご尽力をいただいた理事長の石野様をはじめ、全日本ろうあ連盟の皆様、関係される全ての皆様に、心より敬意を表します。
 そして、晴れて東京開催のスタート地点に立ち、これからは、大会の成功とさらなる共生社会の実現に向けて進んでいくことになります。過日施行されました「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」も、東京大会の成功に向け、人・物・社会のあらゆる側面でのバリアフリーの推進と共生社会の実現に拍車をかける原動力となります。
 ろう者のろう者によるろう者のための国際的なスポーツ大会であるデフリンピックは、国際手話により進められることも大きな魅力のひとつです。また、主役でありますデフアスリートの活躍は、私たちに多くの夢と感動を与えてくれることでしょう。
 全国手話言語市区長会といたしましても、東京大会の成功に向けて、全力で支援するとともに、人と社会をつなぐ言語としての手話をツールとして、デフスポーツの魅力の発信に力を尽くしてまいります。
 結びに、2025年のデフリンピック東京大会が素晴らしい成功を収められることを心よりご祈念申し上げまして、お祝いのことばとさせていただきます。

富士見市長 星野 光弘
全国手話言語市区長会     
会長 富士見市長 星野 光弘

 令和4年9月10日

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