「手話言語の国際デー(9月23日)」について石野理事長の挨拶を掲載しました
石野理事長の挨拶(手話言語)
ご挨拶
皆様、こんにちは。全日本ろうあ連盟理事長の石野です。毎年9月23日は手話言語の国際デーです。2017年12月に国連総会で決議された後、5回目となります。
今年度は世界ろう連盟主導で世界各地でブルーライトアップを行うことになりました。日本も「手話を広める知事の会」や「全国手話言語市区長会」の協力を得て120を超える自治体が参加を表明してくださりました。詳しくは、当連盟HPでご紹介しておりますので、貴方のお住まいの自治体も参加しているかどうかぜひ確認していただくとともに、昨年の菅首相からのビデオメッセージをはじめ、過去の動画も残っていますのであわせてご視聴いただけると幸いです。
なお、今年は、5月に障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法が施行され、附帯決議には、手話言語法の立法を含め、手話に関する施策の一層の充実の検討を進めることも盛り込まれました。
また、8月の国連障害者権利委員会の建設的対話を得て、日本政府に対して「日本手話言語を国レベルの公用語として、法律で認め、生活のあらゆる場面で手話へアクセスとその使用を促進し、有能な手話通訳者の訓練と利用可能性を確保すること。」という勧告が出ました。
そして、9月には国内の情報アクセシビリティ環境の充実を目指したデフリンピック東京開催が決定しました。
これらを追い風に、国内における手話言語の啓発とともに早期に手話言語法制定を目指していきたく、ご支援ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
2022年9月23日
一般財団法人全日本ろうあ連盟
理事長 石野富志三郎
※2022年度手話言語の国際デーイベント ブルーライトアップについて
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