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全日本ろうあ連盟スポーツ委員会による和訳(2011/08/23 掲載)

ICSD eNews 和訳版 2011年8月号

  (ICSDウェブサイトの原文)

目次(一部)

事務総長のコーナー

昨年のバンクーバー2015、今年のスロバキア2011の中止に続き、ICSDはギリシャ政府は2013年のデフリンピックを援助しないというニュースをお伝えしました。ギリシャ政府との契約もなく、支援書を交わしたわけでもありません。ですから、法的にこの事態を避けることはできませんでした。

ICSDは、2013年の開催を完全中止する代わりに、他の主催者を探しております。ICSDはローマでの評議員会で、代案が提出できるように願っております。ICSDは、完全な財政の保証が得られる限り、評議員による投票によって賛成を表明する予定です。開催されるかどうかわからないイベントのために、選手の皆さんに練習の開始をお願いするわけにはいきません。

選手のニーズは、ICSDの活動の中心となっています。長年の無活動状態の後、新しく選手委員会が作られました。南アフリカの水泳選手である伝説のテレンス・パーキンが、この活動に参加を表明してくれています。

ICSDは強い人権への取り組みを続けてまいります。また、つい最近、初めて開かれました国連Enable sport panelへの参加もいたしました。WFDの支援とともに、この活動をつづけてまいります。しかし、スポーツマン・スポーツウーマンとしての選手のニーズを、ICSDの最優先事項としてまいります。

ろう者選手のニーズについては、評議員会にとって重要なポイントであり、会議の準備活動を迅速にすすめております。59名のメンバーが信任状を提出しています。皆様にはICSD事務局 及びFSSI と共に宿泊やビザに関する手続きを速やかに行うよう奨励いたします。協議事項や提案等につきましては、評議員会の1カ月前に配布する予定です。事前に目を通していただくようICSDより皆様にお願いいたします。私達は多くのことを進めていかなければなりません。

マーク・クーパー
事務総長