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全日本ろうあ連盟スポーツ委員会による和訳(2011/04/14 掲載)

ICSD eNews 和訳版 2011年4月号

  (ICSDウェブサイトの原文)

目次(一部)

副委員長からの報告―青年スポーツ

親愛なる読者の皆様へ

スロバキアでの混乱状態を経て、ICSDの私達は世界中のろうスポーツ選手の将来が有望であることを信じなくてはなりません。クレイグ・クローリー委員長はeNewsでのメッセージの中でスロバキアでの混乱状態について報告しており、我々はその中で状況を知ることができます。

私達の次のステップは、2011年9月中に開催される第43回ICSD 評議員会です。私達はふさわしい場所が見つかると信じています。4月末までにはっきりとした開催日と場所を発表できると期待しています。

私は現在、アフリカろう者スポーツ連盟(CADS)で、アフリカ諸国に世界ろう者選手権大会および2013年夏季デフリンピックで、サッカーおよびバスケットボール、バレーボールの予選に参加してもらうというプロジェクトに従事しています。私達は、こちらの意図を彼らが理解している事を確認するための要件について、非常に厳しくあらねばならないということには賛成です。同時に、どこであってもでき得る限り新しい機会を提供し、世界中のろう者スポーツを発展させることも極めて重要です。

現在のところ、我々はICSDメンバーになることに関心のある3か国と共に活動しています。そうなるまでには時間がかかり、法務委員会がその内2か国を精査中、残る1か国はまだ公式には申請していないような段階ですが、 ICSDメンバーになることを希望するどの国も常に歓迎します。手続きについては下記リンクにあります。
Application for Full Membership and application conditions for Membership

フランスの現状については少々混乱がありました。はっきりと申し上げて、FFH(フランス障害者スポーツ協会)は現在ICSDメンバーではありません。フランスには現在のところ、ICSDの会員基準を満たすろう者スポーツ団体は存在しません。しかし、ICSDは現在フランスがもう一度メンバーになれるような新たな進展を考えているところです。

最後に、新たにMark Dolleyを事務総長に迎え、これまで10年間誠実にその任をこなし、アメリカ西部で新たな地位を得たティファニー・グランフォースに代わって彼が着任するのを楽しみに待っています。我々は、彼女が心の底から真剣に誠意をもって我々の組織、ICSDで働いてくれたことに感謝いたします。

デビッド・レーンズマン
ICSD副委員長 世界青年スポーツ