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全日本ろうあ連盟スポーツ委員会による和訳(2011/04/14 掲載)

ICSD eNews 和訳版 2011年4月号

  (ICSDウェブサイトの原文)

目次(一部)

副委員長からの報告―世界スポーツ

スポーツ愛好家の皆様

第17回冬季デフリンピック2011スロバキア大会の中止はろう者スポーツの歴史上最も大きな挫折でした。我々にはこの状況が現実であるとは信じられず、またこのような事が二度と起こってほしくはありません。個人的には、非常にショックを受けました。私はデフリンピックに参加することの気持ち良さを知っているので、今回の事で胸が張り裂けそうになりました。デフリンピックに参加するということは、ろう者のスポーツ選手にとって最高で最も美しい夢が実現する事なのです。私自身、デフリンピックに参加したことがあります。ただただ、忘れがたい思い出です!どうか信じて下さい。第17回冬季デフリンピックの中止についてはICSD評議会もまた非常に落胆し愕然としたのです。私はただ今回の失敗について皆さんと想いや考えを分かち合いたいだけなのです。

確かに、第17回冬季デフリンピック2011スロバキア大会に関しては外部からありとあらゆる類の大変多くの情報があります。我々がすべきだった事、すべきではなかった事について言われていることが数多くあります。委員長からのメッセージにあるように、独立した支援機関の調査により、デフリンピックにまつわる現在の問題が二度と起こらないようにします。

しかし、今回の経験により必ずきっと次回のデフリンピックに向けてより集中できるはずです。我々はもっと深くかかわり責務を分担しなくてはなりません。そして今までのところ、2011年世界ろう者選手権大会では大きな問題は何もないと断言します。

求む 2011-2013年度ICSDバレーボール テクニカル・ディレクター
残念ながら、ICSDバレーボール テクニカル・ディレクターのポストは未だ空席のままです。志望者が1人いましたが、我々が必要とする条件を満たしていませんでした。そこで、この職に関心のあるより多くの皆さんに応募をお勧めします。どなたかICSDバレーボール テクニカル・ディレクターとして喜んで協力して下さる方がいれば幸いです。もし関心があれば、ICSD事務局(info@ciss.org)でお知らせしている職務の詳細についてお読みください。

ハンドボールと水球のテクニカル・ディレクター
ご存じのとおり、以下の競技、ハンドボールと水球は2009年台湾/台北大会以降、下記デフリンピックの種目ではありません。

それでもICSD は世界選手権大会のために上記のスポーツについてテクニカル・ディレクターを必要としています。関心のある方はその旨ICSD事務局(info@ciss.org)までご連絡下さい。

国際ろう者バスケットボール連盟(DIBF)
いかなる誤解をも避けるためにもう一度お知らせしますが、準会員としての国際ろう者バスケットボール連盟(DIBF)は再び会員資格を得るための解決に向けてICSDと協力するようになるまで、まだ資格停止の状態です。DIBFはICSDに従わなくてはなりません。それ故、残念ですがICSDはDIBFの組織を以後の通知があるまで引き続き資格停止とします。

ジョゼフ・ウィルマーディンガー
ICSD副委員長―世界スポーツ