【令和8年熊本地震 報告】熊本における中央・熊本合同対策本部会議の開催について
2026年8月2日(日)、聴覚障害者災害救援中央本部のメンバーが熊本聴覚障害者総合福祉センターを訪問し、「中央・熊本合同対策本部会議」を開催いたしました。
熊本県では、発災直後の7月29日(水)に、関係7団体(※)により「熊本聴覚障害者等支援対策本部」が立ち上げられ、直ちにきこえない・きこえにくい仲間や手話言語関係者の安否確認が進められてきました。現在、約90%の安否確認を完了していますが、家屋の全半壊・一部損壊等の著しい被害をはじめ、多くの方が避難所や車中泊での生活を余儀なくされている状況が判明しています。
同対策本部ではすでに、被害の大きかった自治体(宇城市・宇土市・八代市・氷川町等)を訪問し、避難所におけるきこえない・きこえにくい人への配慮や支援、避難所掲示用ポスターの提出・掲示についての要望活動を行っています。
合同対策本部会議では、今後の支援体制について協議を行い、聴覚障害者災害救援中央本部・熊本聴覚障害者等支援対策本部・九州ブロックの三者が緊密に連携して取り組むことを確認しました。あわせて、中央本部より熊本の活動支援のための一時金を支給しました。

左から:熊本聴覚障害者等支援対策本部(熊本県手話通訳問題研究会森田会長、熊本県手話通訳問題研究会原田事務局長、熊本県手話サークル「わかぎ」森会長、熊本県ろう者福祉協会東事務局長、熊本県ろう者福祉協会松本理事長)、聴覚障害者災害救援中央本部(全日本ろうあ連盟小林事務局長)、九州聴覚障害者団体連合会太田事務局長、全国聴覚障害者情報提供施設協議会西川長崎県聴覚障害者情報提供センター長、日本手話通訳士協会高井副会長、全国手話通訳問題研究会九州ブロック杉野副運営委員長)
連日の酷暑の中、避難生活を送る方々の健康確保や、生活再建に向けた罹災証明手続き等の情報保障など、今後長期にわたる支援が必要とされています。聴覚障害者災害救援中央本部は、全国の皆様とともに支援の輪を広げてまいります。温かいご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
〈熊本県ろう者福祉協会松本理事長 動画全文〉
「一般財団法人熊本県ろう者福祉協会理事長の松本幸造です。ご存じのように熊本で7月27日、いえ7月28日16時27分にマグニチュード7の地震が発生、大きな揺れに見舞われました。
特に宇城市、氷川町、八代市といった県南部を中心に、深刻な被害が出ています。会員や手話言語関係者の安否確認をほぼ終えており、幸いにもほとんどが無事であるとの連絡を受けています。
しかしながら、家屋の倒壊も発生しており、全壊のお宅が2件、また避難所生活を余儀なくされている方が4名ほどおられます。
今後も不安な状況が続きますので、皆様からのご支援をお願いします。」
※熊本聴覚障害者等支援対策本部 構成団体
(一財)熊本県ろう者福祉協会/ NPO法人熊本県難聴者中途失聴者協会/熊本盲ろう者夢の会/
熊本県手話サークル「わかぎ」/熊本県手話通訳問題研究会/要約筆記サークル「ひまわり」/
パソコン文字通訳グループ〝らん〟



