2022年11月15日「手話を広める知事の会・手話言語フォーラム」開催
2022年11月15日(火)衆議院第一議員会館大会議室で、「手話を広める知事の会総会・手話言語フォーラム」を開催し、全国の行政関係者、加盟団体会員・手話関係者等の皆様方、会場・Youtube配信を併せて約1,200名のご参加をいただきました。なお、第2部「手話言語フォーラム」は、翌日11月16日より11月23日までアーカイブ配信を行っています。(※詳しくはこちら)
※ 写真はすべて日本聴力障害新聞より提供 ※
第1部「手話を広める知事の会・総会」(総会資料・PDF版)
開会挨拶 平井伸治 鳥取県知事(手話を広める知事の会 会長)
来賓挨拶 尾形武寿 日本財団理事長
来賓挨拶 石野富志三郎 全日本ろうあ連盟理事長
来賓挨拶 星野光弘 富士見市市長(全国手話言語市区長会 会長)
<講義①>
障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟 事務局長 滝波 宏文参議院議員に「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法について」をテーマに、ご講演いただきました。
(滝波氏講義資料・PDF版)
<講義②>
一般財団法人日本財団電話リレーサービス 理事長大沼 直紀様より「“聞こえる人”のために発明された電話が”聞こえない人“等のための「電話リレーサービスに発展」」をテーマにご講演いただきました。
(大沼氏講義資料・PDF版)
全都道府県の知事が手話を広める知事の会の会員である「手話を広める知事の会総会」と「手話言語フォーラム」は、昨年度オンラインメインで開催しましたが、2022年度は対面とオンラインを併用したハイブリッド開催となりました。
全国で450を超える自治体が手話言語条例を制定するなど、地域から「手話言語法」早期制定を求める機運が高まっています。また、2022年5月に制定された「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」により、あらゆる分野のアクセシビリティについて、行政からの意識の高まりも感じることができます。今回のご講演、パネルディスカッションでのご意見を頂戴したことで、手話言語の認知と法制定の必要性をさらに確認することができました。
第2部「手話言語フォーラム」(次第・PDF版)
開会挨拶 大竹浩司 全日本ろうあ連盟 副理事長
来賓挨拶 ※当日ご紹介順
来賓挨拶 今井絵理子 参議院議員
来賓挨拶 アダム・コーサ 国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)会長
来賓挨拶 牧島かれん 衆議院議員
来賓挨拶 塩田博昭 参議院議員
来賓挨拶 敷田博昭 神奈川県議会議長・神奈川県手話言語普及議員連盟幹事長
<基調報告>
手話を広める知事の会会長 平井伸治様より「障がい者情報アクセスモデル県として~鳥取からの発信~」というテーマでご報告をいただきました。(平井知事基調報告資料・PDF版)
<パネルディスカッション>
障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法から手話言語法立法のために
全日本ろうあ連盟理事長の石野富志三郎より、これまでの取り組みと今後の運動についての提案を当事者の立場から発言しました。(石野理事長資料・PDF版)
スイス・ジュネーブでの国連障害者権利委員会・対日審査に立ち会われた田門浩弁護士より、障害者権利条約を踏まえてご発言いただきました。(田門氏資料・PDF版)
全国手話通訳問題研究会として、また山口県で制定された手話言語条例の取り組みも含め、全国手話通訳問題研究会理事・伊藤利明氏よりご発言いただきました。(伊藤氏資料・PDF版)
日本手話通訳士協会より、きこえない・きこえにくい人の社会参加が広がっていくために、資格のある手話通訳士の確保と手話言語を取り巻く5つの権利を踏まえ、手話通訳士としての展望を、日本手話通訳士協会理事・渡部芳博氏にご発言いただきました。(渡部氏資料・PDF版)
<指定発言>
会場からの指定発言として、佐藤英治氏(北海道ろうあ連盟参与)よりご発言をいただきました。
(佐藤氏資料・PDF版)
<宣言>
東京都障害者施策推進部長 中川一典氏と東京都聴覚障害者連盟会長 粟野達人氏より手話を言語と認識し、ろう者の一層の自立と社会参加を図るために、手話を必要とする様々な世代の人々が、個々の特性に応じて言語として手話を獲得し、手話で学び、手話を学び、手話を使い、手話を守ることができる環境づくりの推進する宣言を行いました。(宣言文・PDF版)
閉会挨拶 石橋大吾 全日本ろうあ連盟副理事長