東京2020オリンピック・パラリンピックの開閉会式の放送への手話言語通訳の付与を求める要望の報告とお礼(8月5日:全日本ろうあ連盟)
「東京2020オリンピック・パラリンピックの開閉会式の放送への手話言語通訳の付与を求める要望」にご賛同いただきました皆さまに、心より御礼申し上げます。
全日本ろうあ連盟は、オリンピック開会式の前日の7月22日からNHKや民放連に標題の要望に取り組んで参りました。また、当連盟のみならず、思いを同じくした加盟団体の皆さま、多くの関係者からもそれぞれ要望を出され、県によっては市協会からも出されたと聞いております。
皆さま方のご尽力のおかげを持ちまして、民放連からは回答をいただけませんでしたが、NHKから数度にわたる要望へのご回答をいただきました。
また、マスコミ数社からもこの問題について取材を受ける等、多様性社会や放送における「誰一人取り残さない」放送のあり方について国民の皆さまや社会に知っていただく大きな一石を投じることになりました。
当連盟は、今後も障害者権利条約やSDGsの理念に基づき、障害のある人が自ら選択する意思疎通手段により情報を受ける権利やテレビ番組等の文化的な活動を享受する機会を保障する、そして障害のある人もない人も共に暮らせる共生社会づくりに取り組みます。
改めて今回の要望にご賛同いただきました皆さまに、心より御礼申し上げます。
<参考>
・東京2020オリンピック・パラリンピックの開閉会式の放送への手話言語通訳の付与を求める要望への回答書に対する意見書