(緊急要望)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に要望書を提出し、文書による回答を得ました



 2021年5月27日(木)、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に、東京2020オリンピック・パラリンピック聖火リレー セレブレーションの映像をテレビやYouTube等で配信する際、手話通訳者が共に映し出されるよう、要望書を提出しました。5月31日付け文書にて、聖火ランナーのインタビュー、首長の挨拶などの撮影時、できるだけ傍に手話通訳者を配置する旨の回答を得ました。

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連本第210099号
2021年5月27日

公益財団法人
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
会 長 橋本 聖子 様

東京都新宿区山吹町130 SKビル8F
電話03-3268-8847 Fax03-3267-3445
一般財団法人 全日本ろうあ連盟
理事長 石野 富志三郎

東京2020オリンピック・パラリンピック
聖火リレー セレブレーションへの手話言語による情報配信について
(緊急要望)

 東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、コロナ禍の厳しい状況の中、大会準備を進めておられます貴委員会に対し敬意を表します。
 さて、2021年3月26日付(連本第200624号)にて、東京2020オリンピック・パラリンピック聖火リレーにおけるセレブレーションへの手話通訳者の配置について要望した結果、直後より各県でのセレブレーション会場に手話通訳者が配置されるようになりましたことに、心より感謝申し上げます。
 また、ろう者や盲ろう者の聖火ランナーが走っている姿は、きこえない、きこえにくい子どもたちや全国の仲間に勇気や希望を与えました。
 しかし残念ながら、手話通訳者の配置等ご配慮いただいたにも関わらず、テレビやYouTube等で配信される時に手話通訳者は映っていません。聖火リレーの様子が大々的に放送されているにも関わらず、きこえない、きこえにくい人たちは、未だその内容をきこえる人と一緒に享受することができていません。
 東京2020オリンピック・パラリンピックの精神にある「多様性を尊重する共生社会」の実現、またオリンピック・パラリンピックの機運を皆で盛りあげていくためにも、貴委員会をはじめ、日本放送協会(NHK)および一般社団法人日本民間放送連盟(民放連)等が一体となって、聖火リレーにおけるセレブレーションの映像配信の際、手話通訳者が共に映し出されるよう、強く要望いたします。

以  上

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の回答(PDF)
回答

連本第210099号
2021年5月27日

日本放送協会
 会長 前田晃伸 様

東京都新宿区山吹町130 SKビル8F
電話03-3268-8847 Fax03-3267-3445
一般財団法人 全日本ろうあ連盟
理事長 石野 富志三郎

東京2020オリンピック・パラリンピック
聖火リレー セレブレーションへの手話言語による情報配信について
(緊急要望)

 日頃は私たち聴覚障害者への情報保障等に、格段のご配慮を頂き厚く御礼申し上げます。
 このたび、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会様に対し、東京2020オリンピック・パラリンピック聖火リレーにおけるセレブレーションへの手話通訳者の配置について要望した結果、直後より各県でのセレブレーション会場に手話通訳者が配置されるようになりました。
 また、ろう者や盲ろう者の聖火ランナーが走っている姿は、きこえない、きこえにくい子どもたちや全国の仲間に勇気や希望を与えました。
 しかし残念ながら、手話通訳者の配置等、組織委員会様にご配慮いただいたにも関わらず、テレビやYouTube等で配信される時に手話通訳者は映っていません。聖火リレーの様子が大々的に放送されているにも関わらず、きこえない、きこえにくい人たちは、未だその内容をきこえる人と一緒に享受することができていません。
 東京2020オリンピック・パラリンピックの精神にある「多様性を尊重する共生社会」の実現、またオリンピック・パラリンピックの機運を皆で盛りあげていくためにも、聖火リレーにおけるセレブレーションの映像配信の際、手話通訳者が共に映し出されるよう、強く要望いたします。

以  上

日本放送協会の回答(PDF)
回答

連本第210099号
2021年5月27日

一般社団法人日本民間放送連盟
 会長 大久保好男 様

東京都新宿区山吹町130 SKビル8F
電話03-3268-8847 Fax03-3267-3445
一般財団法人 全日本ろうあ連盟
理事長 石野 富志三郎

東京2020オリンピック・パラリンピック
聖火リレー セレブレーションへの手話言語による情報配信について
(緊急要望)

 日頃は私たち聴覚障害者への情報保障等に、格段のご配慮を頂き厚く御礼申し上げます。
 このたび、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会様に対し、東京2020オリンピック・パラリンピック聖火リレーにおけるセレブレーションへの手話通訳者の配置について要望した結果、直後より各県でのセレブレーション会場に手話通訳者が配置されるようになりました。
 また、ろう者や盲ろう者の聖火ランナーが走っている姿は、きこえない、きこえにくい子どもたちや全国の仲間に勇気や希望を与えました。
 しかし残念ながら、手話通訳者の配置等、組織委員会様にご配慮いただいたにも関わらず、テレビやYouTube等で配信される時に手話通訳者は映っていません。聖火リレーの様子が大々的に放送されているにも関わらず、きこえない、きこえにくい人たちは、未だその内容をきこえる人と一緒に享受することができていません。
 東京2020オリンピック・パラリンピックの精神にある「多様性を尊重する共生社会」の実現、またオリンピック・パラリンピックの機運を皆で盛りあげていくためにも、聖火リレーにおけるセレブレーションの映像配信の際、手話通訳者が共に映し出されるよう、強く要望いたします。

以  上