厚生労働省へ「新型コロナウイルス係る相談窓口のバリアフリー化と感染者への情報保障について緊急要望」を提出
連本第190705号
2020年1月31日
厚生労働大臣
加藤 勝信 様
一般財団法人全日本ろうあ連盟
理事長 石野 富志三郎
新型コロナウイルス係る貴省相談窓口のバリアフリー化と
感染者への情報保障について緊急要望
日頃は私たち聴覚障害者への情報保障等に、格段のご配慮を頂き厚く御礼申し上げます。
さて、今般、猛威を振るっている新型コロナウイルス関連肺炎の発生において、貴省及び地方自治体でも相談窓口を設けていますが、電話のみの相談となっているところがあります。
また医療機関における聴覚障害者への情報保障も含め、ここに下記の事項を要望いたします。
記
1.厚生労働省及び地方自治体の相談窓口に聴覚障害者でも利用できるFAX及びメールなどでも連絡ができるよう早急に対応してください。
<説明>
貴省の相談窓口に(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09151.html)至急、FAX及びメールでも連絡できるよう改善するとともに、地方自治体の窓口でも同様に電話のみではなくFAXやメールでも連絡を受けられるように通達をしていただけますよう、お願いいたします。
2.また聴覚障害者の感染者が発生した場合、医療機関への受診や入院の際に、本人が希望するコミュニケーション方法(手話言語等)が提供されるよう、対応する医療機関や地方自治体へ通達していただけますよう、お願いいたします。
以 上