聴覚障害者の強制不妊手術等問題に関する啓発・学習会開催〔福岡〕



 6月23日(日)福岡県聴覚障害者協会主催による幹部研修会の中で、聴覚障害者の強制不妊手術等問題に関する啓発・学習会が開催されました。連盟の強制不妊手術等対策チームより吉野幸代氏が講師として派遣され、聴覚障害者40名が参加しました。
 福岡協会からは『パワポを活用しながら分かりやすく、連盟が昨年度から全国的に取り組んでいる「旧優生保護法」の歴史や進捗状況、当事者である被害者の生の声などを話されました。被害を受けた方々が勇気を出して自分から名乗りを上げていく環境の整備や、その後のアフターケアなど配慮が必要で、対策が急がれていること、現在、被害者に対して国から給付される一時金支給は期限があり、連盟会員に情報提供できても、非会員に対してどのように情報を提供し、支援を行っていくのかが課題だと述べられました。また、一時金支給について、会員同士の誤まった情報を軌道修正し、正しく伝えていくことの必要性を強く訴えられました。』と報告がありました。

会場の様子

「聴覚障害者の強制不妊手術等の実態調査及び連盟意見について」ページへ