6月6日「全国手話言語市区長会 総会」開催
2018年6月6日(水)都市センターホテル(於:東京都千代田区)で、「全国手話言語市区長会(以下、手話市長会)総会」が開催されました。
当日は昨年度を上回る100名の会員市長が出席し、行政関係者、加盟団体会員・手話関係者、マスコミ、スタッフ等を含め約270名の参加がありました。
なお、手話市長会は総会に先立ち会員市に対し手話に関する施策のアンケートを実施し、「手話関連施策アンケート 施策一覧」として結果を公表しました。
・手話関連施策アンケート 施策一覧(PDF)
【開会挨拶】
田岡 克介 石狩市長
【来賓挨拶】
理事長 石野 富志三郎
【総会議事】
総会議事では手話市長会事務局長の泉房穂明石市長から、2017(平成29)年度の手話劇祭(於:石狩市)の開催や行政職員向け手話講習会などの事業報告と2018(平成30)年度の新任役員、事業計画として昨年度に引き続き手話劇祭(於:郡山市)の開催などの説明があり、満場一致で承認されました。
手話市長会副会長
鈴木 健一 伊勢市長
泉 房穂 明石市長
【新役員挨拶(理事)】
今年度から、新たに平尾道雄米原市長(滋賀県)、桂川孝裕亀岡市長(京都府)、安田正義加東市長(兵庫県)、藤道健二萩市長(山口県)の4名が理事として就任されました。
その後日本財団より「手話教育教材」「電話リレーサービスモデルプロジェクト」の報告を、また社会福祉法人全国手話研修センターの小出新一常務理事より行政職員向け手話講習会について報告しました。
小出 新一 常務理事
2017年6月7日の総会以降、ろう者や手話言語への理解は急速な広まりを見せており、手話市長会の会員数は463自治体(2018年6月11日現在)に上り、手話言語条例の制定においても179自治体(2018年5月10日現在)で制定されました。
今後も全日本ろうあ連盟では手話市長会の活動やご協力を大きな力に、引き続き「手話言語法」早期制定に向けて取り組んで参ります。
※「全国手話言語市区長会」の詳細についてはこちらをご覧ください。
※「手話言語条例成立マップ」についてはこちらをご覧ください。