(プレスリリース)聴覚障害者の強制不妊手術、断種手術、中絶手術における記者会見のご案内



連本第180152号
2018年6月1日

報道関係者 各位

一般財団法人全日本ろうあ連盟
理事長 石野富志三郎
(公印省略)

聴覚障害者の強制不妊手術、断種手術、中絶手術における
記者会見のご案内

 平素より障害者福祉の向上にご理解ご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
 今般、当連盟では旧優生保護法下における聴覚障害者の強制不妊手術、断種手術、中絶手術についての実態調査を実施しているところですが、記録に残っている例が少なく調査の手がかりをつかむこと自体が極めて困難であること、手術を強制した人が身近な親族や学校関係者であることが多く、被害当事者が自ら名乗り出ることが心情的に困難な背景があることにより不妊手術の実施件数を含めての実態把握がかなり厳しい状況にあります。加えて、現在のように手話言語に対する理解や情報保障もなかったため、当該法律に基づくものであったかどうか、また本人の同意があったかどうかも判断が難しい例が多くみられることがわかってきました。このことは裏返せば優生思想の根深さを証するものであり、そのような中で自分の意思によるものではない不妊手術を受けざるを得なかったこと、どのように不妊手術に至ったのか等、背景や状況を理解していただきたく、大阪市内で開催される全国ろうあ者大会の場を借りて、全国から集う被害当事者やその家族の方に直接、お話しいただく形で、下記の通り記者会見を行うことといたしました。
 つきましては、取材を希望される方は「取材申込票」に必要事項を記載いただき、6月5日(火)までにFAXにてお申し込みください。

【日 時】2018年6月9日(土)12:00~13:00(※受付11:30~)
【会 場】エルおおさか 6階 大会議室(予定)
【定 員】100名
【URL】 http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html

別紙①:取材申込票(提出〆切:6月5日(火)まで) PDF形式エクセル形式
別紙②:質問票(提出〆切:6月5日(火)まで) PDF形式エクセル形式

※受付時、「名刺」をご提出ください。
※ご取材の際は、自社腕章・身分証明書等を必ず携帯してください。

【問い合わせ先】
一般財団法人全日本ろうあ連盟
  福祉・労働委員会 委員長 大竹浩司
Tel 03-3268-8847
Fax 03-3267-3445
Eメール: info@jfd.or.jp
以 上

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