全国ろうあヘルパー連絡協議会からの報告



 全国ろうあヘルパー連絡協議会からこれまでの支援活動及び今後の支援についての報告をいただきました。
 


 
 全国ろうあヘルパー連絡協議会は、これまでに事務局会議(年4回開催)を開き、東日本大震災による被災聴覚障害者にどのような支援活動をしていくか話し合ってきました。
 
 まず、全国ろうあヘルパー連絡協議会の事務局メンバー5人で7月15日に宮城県の被災地5か所を現地視察し、翌16日は関東ろうあヘルパー連絡会とともに宮城県聴覚障害者協会女性部と、宮城県聴覚障害者の現状と支援体制を中心に話し合いました。
 
 その後、9月25日に開催する予定の宮城県聴覚障害者協会主催の「ろう高齢者のつどい」に、全国ろうあヘルパー連絡協議会は関東ろうあヘルパー連絡会とともに協力をすることが決まりました。このつどいの企画は全国ろうあヘルパー連絡協議会事務局がレクリェーションを担当し、関東ろうあヘルパー連絡会役員が調理を担当することになり、今後は救援中央本部のろう者支援グループ担当と相談しながら企画内容を煮詰めていきます。
 
 また、全国ろうあヘルパー連絡協議会では、東北3県に対する今後の長期支援計画を策定し、被災者が定期的に仲間と集まれる憩いの場や学習の場を提供できるような体制の整備を手伝っていくことを確認しあいました。北信越ろうあヘルパー連絡会や近畿ブロック、九州ブロックなどの会員を対象にボランティアを募集し、一緒に支援していきたいと思っています。
 

全国ろうあヘルパー連絡協議会
会長 廣田しづえ

 
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