日本財団の助成を受けて日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会が「聴覚サポート なかま」を始めました



 日本聴覚障害SW協会は日本財団の助成を受けて、救援中央本部と協力し、被災聴覚障害者の今後の中長期的な継続支援として、「東日本大震災被災聴覚障害者相談支援事業(略称「聴覚サポートなかま」事業)を始めました。
 
 7月より1年間、精神的支援や生活支援が必要な聴覚障害者に対して、心の相談、生活相談、就労相談、医療相談等をソーシャルワークの観点から支援します。
 
 支援対象者は、岩手県、宮城県、福島県に居住する聴覚障害者ですが、当面は宮城本部からの依頼を受けて宮城本部に現地コーディネーターを配置し、支援活動を始めます。
 
 現在は、現地コーディネーターが「聴覚サポートなかま」のチラシを持参して、宮城本部と協力しながら行政や関係機関等へ訪問し、被災されたろう者はじめ中途失聴・難聴者のすべての聴覚障害者に対して必要な支援を行なう事業の説明と挨拶に回っています。
 

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