私たちの活動



全国ろうあ者大会

全国ろうあ者大会

 毎年6月に全国持ち回りで開催され、ろう者や手話関係者等2,000~3,000人が集います。連盟の運動方針を決める評議員会、聴覚障害者が抱える課題を学び広める研究分科会、ろう者が製作した絵画等を展示する美術展・写真コンテスト、聴覚障害に関するバリアフリー展等を併催します。

全国ろうあ者大会 年次表


全国ろうあ者体育大会

全国ろうあ者体育大会

 スポーツに打ち込むろう者が全国から集まり、日頃の練習の成果を競う国内最大のろう者スポーツ大会です。夏季大会は毎年、冬季大会は4年に1回開催しています。選手が技と力を競いながら交流を深め、またデフリンピック参加への登竜門となっています。


委員会・専門部活動

委員会・専門部活動

 委員会は、8つの委員会があり、評議員会で決議した事項や様々な課題を各省・関係機関等に要望するなど、その解決のための取り組みを行っています。
 専門部は、ろうの高齢者・女性・青年で組織する専門部(高齢部・女性部・青年部)です。
 
※8つの委員会
 出版・事業委員会、福祉・労働委員会、情報・コミュニケーション委員会、
 教育・文化委員会、国際委員会、スポーツ委員会、機関紙部、組織委員会


各種研修会

各種研修会

 ろう者に関する諸問題の解決や効果的な取り組みを図るために、委員会・専門部が各種の研修会を行っています。
 主な研修会は以下の通りです。

・課題対策全国代表者会議
・全国専従職員研修会
・出版対策研究会議
・全国ろうあ者相談員研修会
・全国福祉担当者会議
・全国労働担当者会議
・全国情報・コミュニケーション担当者会議
・全国教育担当者会議
・全国ろうあ青年研究討論会
・全国ろうあ女性集会
・全国ろうあ高齢者大会
・全国職業安定所手話協力員等研修会兼ろうあ者労働問題フォーラム


機関紙活動

機関紙活動

 耳の聞こえない人々のためのジャーナルとして「日本聴力障害新聞」を毎月発行しています。国内外のろう者や難聴者、手話に関係するもの、連盟の活動に関するさまざまな出来事を報道し、差別や人権侵害の事実を掘り起こして紙面を通じて読者・市民に聞こえない人々への理解を広げ、よりよい社会を目指す一役を担っています。
 また、機関誌として「季刊MIMI」を年4回発行し、聞こえない人々に関する様々なニュース、特集、連載記事、対談などを紹介しています。


出版活動

出版活動

 手話やろう者をめぐる諸問題を、手話を学ぶ人や一般の人たちに正しく理解してもらう啓発活動の一環として、出版事業を行っています。
 『わたしたちの手話』シリーズは、1969(昭和44)年に第1巻を発行以来、ろう者の日常生活に用いられている手話を描き、広く親しまれています。現在までに全10巻の他、続1、スポーツ用語、新しい手話I・II・III・IV、新しい手話2004~2016、私たちの手話 学習辞典Ⅰ・Ⅱを発行しています。
(※私たちの手話 5,6,9,10巻 、新しい手話2012は、絶販)
 また、厚生労働省の「手話奉仕員・手話通訳者養成カリキュラム」に沿って「手話を学ぼう 手話で話そう」「手話通訳Ⅰ・Ⅱ ホップ ステップ ジャンプ」を販売し、各地の手話講習会で普及しています。
 ろう者問題に関する出版物や「よくわかる!聴覚障害者への合理的配慮とは? ~『障害者差別解消法』と『改正障害者雇用促進法』から考える~」、新村賞受賞の「日本語-手話辞典」を改訂し、1万用例を掲載した「新日本語-手話辞典」の発行とその普及に取り組んでいます。


国際活動

【世界ろう連盟】

世界ろう連盟は、1951(昭和26)年に設立された各国のろう者団体をとりまとめるNGO(非政府関係団体)で、国連と障害分野でのつながりを持っています。連盟は1960(昭和35)年に加盟し4年毎に開かれる「世界ろう者会議」に代表を派遣し交流を深め、国際連帯に努めています。

アジアろう児・者友好プロジェクト【アジアろう児・者友好プロジェクト】

1996(平成8)年に連盟創立50周年の記念事業として設立し、全国のろう者・手話関係者等からの募金で、アジア地域のろう児への奨学金やろう学校建設等の支援活動を行なっています。

アジアろう児・者友好プロジェクト:募金のお願い