第51回国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)総会がフランス・パリで開催



 10月3日(木)と4日(金)の2日間、フランスのパリにて第51回ICSD総会が開催されました。

 日本からは、ICSDの大杉豊副会長、田門浩法務委員、全日本ろうあ連盟の太田陽介スポーツ委員長、稲葉智子委員が出席しました。石橋大吾理事長、嶋本恭規理事はオブザーバーとして参加しました。

総会の様子

総会の様子

稲葉委員・太田委員長(右)

稲葉委員(左)、太田委員長(右)

 総会では、ICSDのこれまでの活動報告や財務状況、実施した世界選手権大会や第20回冬季デフリンピックの報告などが行われ、84件の議案が審議されました。そして、2027年冬季デフリンピックは、オーストリアのインスブルックで開催されることが承認されました。また、ICSDの役員補選が行われ、理事にチャン氏(中国)、倫理委員にティファニー氏(米国)が選出されました。

ICSD理事

ICSD理事(写真提供:ICSD)

ICSD創立100周年ロゴ

ICSD創立100周年ロゴ

大杉副委員長の登壇

大杉副委員長の登壇

田門法務委員の登壇

田門法務委員の登壇

 石橋理事長は、総会で東京2025デフリンピックへの気運醸成に向けた挨拶を行いました。またデフリンピックブースでは、太田委員長とともに、東京2025デフリンピックに向けて団長セミナー開催の説明や、ホテル予約などの申請案内を行い、各国からの問い合わせに対応しました。

石橋理事長

石橋理事長の登壇

太田委員長

太田委員長の登壇

デフリンピックブース

デフリンピックブース

 10月5日(土)には、ICSD創立100周年を記念して、最初のデフリンピックが行われたパリでの関係施設の視察ツアーが行われました。
 デフリンピックが100年以上にわたる長い歴史と伝統を持つ国際的なスポーツイベントであることを改めて認識しました。

ツアーの様子
ツアーの様子