冊子「あの時から~東日本大震災10年目の報告~」について
東日本大震災から今年で10年という大きな節目に際し、これまでの支援活動等を冊子「あの時から~東日本大震災10年目の報告~」にまとめました。
被災の記憶は10年という長い年月を経ても決して風化せず、震災前の生活には完全に戻ることができませんが、必要とする支援の的確な提供、周りの人々や仲間の支え合いなどによって、「日常」を取り戻しつつあります。また、この間、きこえない者や手話関係者を取り巻く環境も大きく変わりましたが、様々な課題がまだ残っています。
是非とも本冊子をごらん頂き、様々な課題の解消と、「自分の生命を守り、仲間たちの生命を守る」ことを柱に、きこえない者自身も防災・減災学習をしながら、仲間と共に地域への聴覚障害の理解を広め、すべての人が安心・安全を確信できる共生社会をともに築いていきたく、どうぞよろしくお願いいたします。