スイスのローザンヌでICSD臨時総会が開催(2021年11月28~29日)



総会の様子

 11月28日(日)・29日(月)にスイス、ローザンヌでICSD臨時総会がオンラインも併せたハイブリッド形式で開催されました。
 日本代表として久松三二デフリンピック準備室室長、嶋本恭規スポーツ委員会事務局長、川上恵氏(国際手話通訳者)、そしてICSD改革委員長の大杉豊氏(筑波技術大学教授)が出席しました。
 また、ICSD法務委員を務めている田門浩弁護士もオンライン上で出席されました。
 ICSD法務委員長は米国のRobert Mather氏であり、法的な観点からICSD憲章や細則の改正について随時助言を行っていただきました。

オンライン参加者

 臨時総会には56か国と多くの出席のもとで開催されました。そして、臨時総会ではICSD憲章改正案についてICSD改革委員長の大杉豊氏の主導の下、審議が行われました。

大杉豊氏

 また、前会長のカン・チェン氏(台湾)が退任された後しばらく会長が不在だったため、ICSDの役員改選も行われました。
 新会長に暫定会長だったGustavo de Araujo Perazzolo氏、副会長(ワールドスポーツ担当)に大杉豊氏、その他理事も新しく選出されました。
 なお、新しく選任された体制は1年間とされており、来年度の総会までの体制となります。

新体制
 会長:Gustavo de Araujo Perazzolo(グスタボ・ペラッツォーロ)氏(ブラジル)
 副会長(ワールドスポーツ担当):大杉 豊氏(日本)
 副会長(ユーススポーツ担当):David Lanesman氏(イスラエル)
 理事(4名):Adam Kosa氏(ハンガリー) Alexandra Polivanchuk氏(スウェーデン、女性)
        Kristian Lantto氏(フィンランド) Yakup Khitir氏(トルコ)

新体制

 また、2022ブラジルデフリンピックの開催日程は2022年5月1日~15日、カシアスドスルで開催することが正式に決定されました。
 最後に久松三二デフリンピック準備室室長より、2025デフリンピック招致について報告を行い、各国から日本開催について大きな期待の声が寄せられました。

総会の様子