COSPサイドイベントのお知らせ①(障害者権利委員会へろう者を!)(6/22追記)



テーマ    : 障害者権利委員会へろう者を!
日時     : 2021年06月16日(水) 21:30-22:45(日本時間)
主催者    : 世界ろう連盟、Permanent Mission of Austria、Light for the world
共同スポンサー: 国際障害同盟(IDA)他
開催方法   : ZOOM使用(国際手話、英語字幕)
申込先    : 【英文】https://bit.ly/3wKXWj2

■概要:
 世界中に7000万人以上のろう者がいます。しかし、現在、国連の障害者権利委員会にろう者はいません。このサイドイベントは、委員会でのろう者代表の役割、機能、必要性について、また次の選挙に向けた働きかけについて話し合います。

■講演者:
・Ms. Gertrude OFORIWA FEFOAME(国連障害者権利委員:ガーナ)
・マリア・ソレダッド・シスターナス・レイエス
     (障害とアクセシビリティに関する国連事務総長特別特使:チリ)
・ジョセフ・マレー博士(世界ろう連盟理事長:アメリカ)
・ドミトリー・レブロフ氏(元国連障害者権利委員:ロシア)

■司会:
・アンブローズ・ムランギラ氏
  (Light for the Worldの障害者インクルージョンアドバイザー:ウガンダ)

■背景:
 障害者権利委員会(以下、委員会)には18名の委員がおり、その半数が2年ごとに4年間選出されます。現在、委員会にはろう者はいません。2020年のCOSPの選挙では、委員会のろう者候補もいませんでした。世界中に7000万人以上のろう者がいます。ろう者に直接影響を与える場合でも、ガバナンスや意思決定に参加する機会が与えられることはめったにありません。 委員会は、この状況に世界レベルで取り組むのに最適な場所です。 しかし、委員会にろう者の代表がいなければ、この役割を果たすことは困難です。委員会のメンバーが、代表する人々の多様性と構成を反映していないのはこれが初めてではありません。 委員会の中にろう者が含まれるのはその歴史の中で(15年間で)たった1人でした。 さらに、2016年の選挙後、世界中の障害者の大多数が女性であるにもかかわらず、委員会に残された女性は1人だけでした。 その後、締約国、障害者団体および非政府組織による世界的なキャンペーンは、委員会におけるジェンダーのバランスの取れた代表を求めたことで、2020年の選挙後、委員会の11人のメンバーは女性になりました。

■イベントのお知らせ原文:
COSPサイドイベントのお知らせ①(英文 PDF)
 

当日の様子
6/22追記:当日の様子
写真下:ドミトリー・レブロフ氏(元国連障害者権利委員:ロシア)
写真右:アンブローズ・ムランギラ氏(司会:ウガンダ)
写真左:ラモン・ウォルフ氏(国際手話通訳者:イギリス)