『立法と調査』(編集・発行:参議院事務局企画調整室) 2017.3 No.386号に掲載の『日本語と日本手話 ―相克の歴史と共生に向けて― 』に関する参議院事務局企画調整室からの謝罪について



 2017年に、参議院事務局企画調整室が編集・発行する『立法と調査』の 2017.3 No.386号に『日本語と日本手話 ―相克の歴史と共生に向けて― 』と題する論文(以下、「掲載論文」という)が掲載されました。
 この掲載論文には、連盟の手話言語に対する考え方について事実と異なる内容が記載されていることから、2018年3月23日に『「日本語と日本手話 ―相克の歴史と共生に向けて―」に対して』と題した反論レポートを連盟ホームページに公開し、また「日本聴力障害新聞」2018年4月号にも掲載しました。同時に、参議院事務局に同反論レポートに対する意見・見解を示していただくよう要望しましたが、まったく反応がないまま2年以上経過していました。
 この論文は、事実誤認のうえ連盟への中傷・誹謗と判断せざるを得ない重大な問題が含まれており、国内外からの連盟に対する社会的信用を貶めるものとなっています。
 連盟ではこのことを重く受け止め、2021年1月7日、参議院事務局に対して掲載論文の訂正または謝罪記事を「立法と調査」および連盟HP等に掲載することを強く求め、1月26日に参議院事務局と協議を行いました。
 その結果、2月1日、連盟からの要望や反論については、発行・編集を行う参議院事務局企画調整室として真摯に受け止め、筆者とともにお詫びする旨の回答をいただきました。

 参議院事務局企画調整室からの謝罪については、2月5日に論文の末尾に追記されて、参議院のウエブサイト、および参議院議員、秘書、職員等が閲覧できるイントラネットに掲載されたことを確認しました。
 下記のサイトにアクセスして頂き、論文の末尾をお読み下さるようお願いします。