自民党「難聴対策推進議員連盟 第10回総会」開催



 2019年11月15日、自民党本部にて「難聴対策推進議員連盟 第10回総会」が開催され、全日本ろうあ連盟から石橋理事、山根理事が出席しました。
 今回は「手話による早期支援について」というテーマで、JETROアジア経済研究所 森壮也主任研究員、きこえない子どもを持つ保護者2名の意見表明が行われました。
 現在の日本の支援の枠組みの中では、きこえない子どもの親が最初に出会う医師に、手話言語やろう社会の知識がないため「聞くこと」にのみ焦点が当てられ、子どものニーズが見過ごされがちであること、きこえない子どもやその親に手話環境を提供するためには、手話についての支援体制や人材の整備が急務であることが述べられました。
 また、きこえない子どもを持つ保護者2名から、実際にきこえない子を育てる最中での苦心や、手話の獲得の重要性について発表がありました。
 次回は、今期の議論を取りまとめた提言について、議論がなされる予定です。

第10回総会