自民党「難聴対策推進議員連盟 第8回総会」開催



 2019年10月30日、自民党本部にて「難聴対策推進議員連盟 第8回総会」が開催され、全日本ろうあ連盟から石橋理事、山根理事が出席しました。
 今回は「高齢期聴覚ケアの意義」というテーマで、日本補聴器工業会・日本補聴器販売店協会・日本補聴器技能者協会へのヒアリング、愛知医科大学耳鼻咽喉科 国立長寿医療研究センター 内田育恵氏へのヒアリング、消費者庁へのヒアリングが行われました。
 日本では、補聴器技能者の資格が認定資格であり、全国の補聴器販売店の三分の二には補聴器技能者の資格を有した人が在籍していないこと、また、店頭でじゅうぶんなフィッティングを行わないことで、自分に合った補聴器を活用できない人が多くいるなど、現在の補聴器の支給・販売の仕組みにはさまざまな問題があることが指摘されました。
 次回は、「高齢期難聴と認知症」というテーマで議論が行われる予定です。

総会出席の様子