海上保安庁の緊急通報「NET118」の運用開始について



 海上保安庁の聴覚障害者向けの緊急通報「NET118」が2019年11月1日から運用開始となります。インターネットがつながる環境にあれば、全国どこからでも利用できます。

海上保安庁の緊急通報「NET118」の運用開始について

(1)「NET118」の概要について

  • インターネットを使った文字チャット方式での通報となります。インターネットがつながる環境があれば、全国どこからでもスマートフォンやタブレットなどで利用が可能です。
  • アプリケーションではありませんのでダウンロードの必要はありませんが、利用の前に事前登録が必要です。
  • 緊急通報をすると、海上保安庁の中央部門につながりチャットを開始します。海上保安庁では、事前登録情報により基本的な情報を把握し、GPSの位置情報からそのエリアを管轄する海上保安本部に随時情報が送られて、救助に向かう流れです。

(2)操作方法について

  • 利用前に住所、氏名、メールアドレスなどの事前登録が必要です。
  • 別紙チラシにあるQRコードを読み取るか、entry@net118.jp あてに空メールを送信すると、登録用メールが返信されますので、案内される手順に従い登録をします。
  • 通報をする際は、「通報」ボタンをタップすると海上保安庁につながり、その後はチャット方式(LINEのような形)で文字でのやりとりが可能になります。
  • 現場の状況がうまく伝えられない場合には、写真を撮って送信することができます。

「NET118」ご利用案内(PDF)

広がる安全・安心!「NET118」運用開始について(PDF)

(3)運用開始にあたって

  • 2019年11月1日から運用開始予定です。(事前登録については今からでも可能です)

(4)注意事項

  • まずは「練習モード」で試してください。「通報」を押すと海上保安庁に通報されてしまいますので、注意してください。
  • 沖合では携帯電話の電波が届かないエリアがあります。その場合は利用できません。

<海上保安庁のHP>