警察庁の緊急通報「110番アプリ」の運用開始について



 警察庁より、スマートフォン等を利用した緊急通報「110番アプリ」が、2019年9月25日より運用開始となりました。全国どこからでも、「110番アプリ」を利用することができ、スマートフォンからの位置情報を基に、通報時にいる場所の県警につながります。
 聴覚や言語に障害のある方など、音声による110番通報が困難な方のための専用アプリです。110番担当との会話が可能な方は、110番に電話をしてください。スマートフォン等の操作方法については下記の説明書をご参照ください。

警察庁の緊急通報「110番アプリ」の運用開始について

スマートフォンを利用した緊急通報「110番アプリ」が2019年9月より運用開始となりました。

(1)アプリの概要について

  • 全国どこからでも、「110番アプリ」を利用することができます。スマートフォンからの位置情報を基に、通報時にいる場所の県警につながります。
  • アプリは誰でも無料でダウンロードすることが可能です。

※アプリは、あくまでも聴覚障害者向けに開発したものであり、聞こえる人が不必要に使用して、聴覚障害者からの通報への対応に支障が出ることを避けるという考えから、警察庁のHPには掲載はしない方向です。

(2)操作方法について

  • 利用前に名前、パスワードなどの登録が必要です。(登録は初回の一回のみ)。
  • 備考欄の入力は自由ですが、聞こえないということを入力しておくと、警察が対応しやすいとのことです。また「電話番号」の項目には携帯電話の番号を入力してください。
  • 事件か事故かなどの項目を選択して、進んでいきます。最後はチャット方式(LINEのような形)で文字でのやりとりが可能になります。
  • 現場の状況がうまく伝えられないなどの場合には、写真を撮って送信することができます。

110番アプリ スマホ用 操作説明書を開く(PDF)

110番アプリ ガラケー用 操作説明書を開く(PDF)

(3)運用開始にあたって

  • 東京の警視庁ではすでに類似したアプリが運用されていますが、いずれ「110番アプリ」に一本化される予定です。現在、警視庁のアプリを利用している場合は、「110番アプリに移行します」という内容の案内が出る予定です。

(4)注意事項

  • まずは「練習モード」で試してください。「接続」を押すと実際に警察に通報されてしまいますので、注意してください。

(5)その他

  • ガラケーからも利用できます。操作は基本的に同じですが、インターネットから操作画面に入るので、ネット回線がつながる環境が必要です。