毎年9月23日が「手話言語の国際デー」に  ~2017年12月19日国連総会で決議~



 国連は、昨年12月19日の第72回総会において、9月23日を「International Day of Sign Languages(仮訳:手話言語の国際デー)」と宣言する決議を採択しました。これは世界ろう連盟(WFD)が、カリブ海に浮かぶ国家アンティグア・バーブーダをはじめ、国連加盟国に働きかけた結果、日本を含めて半数を超える98カ国が共同提案者となり、無投票で承認されたものです。

 決議文では、9月23日を「手話言語の国際デー」と定め、手話言語が音声言語と対等であることを認め、ろう者の人権が完全に保障されるよう、国連加盟国が社会全体で手話言語についての意識を高めるための手段を講じることを促進するとしています。

 この9月23日は1951年にWFDが設立された日にあたります。現在は、前後の一週間が国際ろう者週間として祝われていますが、今年から9月23日が「手話言語の国際デー」として初めて祝われることになります。

ニュースソース
https://wfdeaf.org/news/un-23-sept-as-international-day-of-sign-languages/