韓国ろう協会創立70周年記念式典に列席
2016年6月2日~4日、韓国ソウルのオリンピック公園と敷地内にあるホテルを会場として、韓国ろう協会創立70周年を祝う記念式典が行われました。
初日の開会式には、韓国政府関係者や国会議員、俳優のキム・ジェウォン等、大勢の関係者が参列しました。日本からは、嶋本WFDアジア地域事務局長、長谷川全日本ろうあ連盟副理事長が出席しました。他国からも、WFD理事長コリン・アレン氏、WFD副理事長ジョセフ・マーレー氏、ハンガリーの欧州議員アダム・コーシャ氏、マカオろう協会名誉会長、香港ろう協会会長、モンゴルろう協会会長等が列席しました。韓国ろう協会によれば約3200名の参加者がいたということです。同日夕方には記念パーティが行われ、約300名が出席しました。
2日目は、3名の来賓による講演があり、立ち見が出るほどの盛況でした。
・アダム・コーシャ欧州議員「ろう者のための政治的ロビー活動」
・ジョセフ・マーレーWFD副理事長「ろう児に必要なこと:言語権とろう教育」
・コリン・アレンWFD理事長「北朝鮮の在ピョンヤンWFD代表事務所」
また、日本、韓国、香港のろう者がそれぞれパフォーマンスを披露しました。
最終日は、閉会式に続いて、韓国ろう青年協会5周年式典が行われました。嶋本アジア地域事務局長が、お祝いの言葉を述べるとともに、未来に対する青年の責任の重要さについて講演しました。