ベルギーにて「外見にとらわれない誠実、他者性、公平・・・を」をテーマとしたシンポジウムが開催



 2011年10月16日(日)、17日(月)の2日間、ベルギーのブリュッセル自由大学にて「外見にとらわれない誠実、他者性、公平・・・を」をテーマに、ベルギーのユー・メイ財団主催によるシンポジウムが開催されました。

 日本、ベルギー、イスラエルからのシンポジスト26人が、ろう者の権利、手話、イディッシュ語などをテーマに発表し、社会的マイノリティの中にあっても、そのアイデンティティをもって公平をアピールする講演をしました。

 日本からは3名のシンポジストが招待を受け、全日本ろうあ連盟から小椋武夫理事が「日本のろう運動」について、筑波技術大学の大杉豊准教授は「日本のろう者社会の取り組み~手話を言語として守り育てる権利を求めて」について、ホロコースト記念館副館長の吉田明生氏が「ユダヤ人を助けた外交官、杉原千畝」についてを講演しました。

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主催者、参加者と
主催者、参加者と
講演する小椋武夫理事
講演する小椋武夫理事
講演する大杉豊准教授
講演する大杉豊准教授
ベルギーろう協会長、イスラエルろう協会長と
ベルギーフランス系ろう協会(右)、
イスラエルろう協会長(中央)と