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全日本ろうあ連盟スポーツ委員会による和訳(2010/03/05 掲載)

ICSD eNews 和訳版 2010年2月号

  (ICSDウェブサイトの原文)

目次(一部)

技術委員からのメッセージ:クロスカントリースキー

右手にスタート・ゴールエリア、
左手にワックス小屋が位置する
シトゥルブスケー・プレソの
クロスカントリースキー会場

スロバキアのハイタトラスで実施された、会場視察に行ってきました。クロスカントリースキーは、シトゥルブスケー・プレソ地域で行われ、スキー競技場はオリンピック・センター内にあります。また開会式・閉会式の会場にもなります。景色は美しく、スキーヤーにとっては、なかなか手ごわい地形です!公式のスキールートマップは、私の手元にはまだ届いてはいませんが。オリンピック・スタジアムは、高度1,355メートルに位置しています。競技場では、全チームにそれぞれのワックス小屋が用意されています。シトゥルブスケー・プレソは、2009年のジュニア世界選手権、さかのぼって1980年代には、国際スキー連盟(FIS)・スキージャンプワールドカップが開催された場所でもあります。

5ヶ国以上の参加で競技が成立するというルールに基づき、女子の競技で2種目が中止となりました。3x5キロメートルリレーとチームスプリントです。その結果、男子は5種目、女子は3種目が実施されます。長距離の競技には年齢制限がありますので、年齢の若い選手は、それぞれ確認を忘れないでください。年齢による出場資格は、こちらで確認してください(PDF形式)。また、チームのアウトフィット(器具)は、最大400cm2と決められていますので、デフリンピックの規則を確認してください。

選手名とそれぞれの出場競技を明記した最終エントリーは、2011年2月4日です。2010年の8月頃には、競技とトレーニングのスケジュールについて、詳細がお分かりいただけるのではないかと思います。

競技はフェアプレーにのっとって行われ、それこそが勝者を決めるはずです。まもなく、みなさんにお目にかかることができるのを楽しみにしています。1年間はあっという間ですよ!

第1回世界ろう者クロスカントリースキー選手権大会の主催地は、まだ決まっていません。もしあなたの国での開催を希望される場合は、2011年1月31日までに、申請書と必要書類を提出してください。詳細はこちらでご確認ください

マーリット・マリネン(Maarit MALINEN)
ICSD技術委員長−クロスカントリースキー