文部科学省等へ「大学へのオンライン授業における情報保障」にかかる要望を提出



 コロナウイルス感染症拡大の影響で、全国の大学においてインターネットを活用した「オンライン授業」が普及している状況を鑑み、文部科学省をはじめとした各機関に要望書を提出しました。

連本第200050号
2020年4月22日

文部科学大臣
萩生田 光一 様

〒162-0801東京都新宿区山吹町130SKビル8階
 Tel03-3268-8847・Fax03-3267-3445
一般財団法人全日本ろうあ連盟
理事長 石野 富志三郎  

「大学のオンライン授業における情報保障」にかかる要望

 時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 日頃よりきこえない人の福祉向上にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、全国の大学において、休校・大学施設の閉鎖措置、また、授業を開始する場合は、学生が教室に集まらない方法(以下「オンライン授業」)の展開がなされていることと思います。きこえる・きこえないに関わらず、すべての学生が等しく情報が得られ、十分な学びが保障されるよう、以下の通り要望いたします。SDGsの目標にも掲げられている、「すべての人に包括的かつ公平で質の高い教育を提供する」ことを実現し、よりよい未来を作り上げていくためにも、可及的速やかに課題改善に取り組んでいただきますよう、お願い申し上げます。

  1. 全国の大学に対し、「オンライン授業」が展開される際、各大学に在籍しているきこえない・きこえにくい学生(以下「ろう学生」)のニーズに応じて、視覚的な情報保障(遠隔手話通訳・遠隔要約筆記・遠隔パソコンテイク等)が実施されるよう配慮を要請してください。
    <説明>
     オンライン授業時における、ろう学生に対する情報保障(遠隔手話通訳・遠隔要約筆記・遠隔パソコンテイク等)については、現状、オンライン授業時の留意事項として周知が行われておらず、配慮の実施については各大学の判断に委ねられています。
     ろう学生は、手話言語や文字という、視覚的な情報保障があって初めて、授業に参加し、学習の機会を得ることができます。
     配慮の方法としては、講師が大学の教室から授業を配信する場合、社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)を保ちながら、講師と同じ空間に手話通訳を配置して映像配信を行うこと、遠隔情報保障システムの活用を通じて、ろう学生に文字情報を届けることなどが挙げられます。きこえの特性によって学習環境の格差が生じることを防ぐために、全国の大学に対して、ろう学生が受講するオンライン授業に、必要に応じて遠隔手話通訳や、遠隔要約筆記等の配慮を実施するよう強く要請します。

以 上

連本第200051号
2020年4月22日

日本私立大学協会
福井直敬 様

〒162-0801東京都新宿区山吹町130SKビル8階
 Tel03-3268-8847・Fax03-3267-3445
一般財団法人全日本ろうあ連盟
理事長 石野 富志三郎  

「大学のオンライン授業における情報保障」にかかる要望

 時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 日頃よりきこえない人の福祉向上にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、全国の大学において、休校・大学施設の閉鎖措置、また、授業を開始する場合は、学生が教室に集まらない方法(以下「オンライン授業」)の展開がなされていることと思います。きこえる・きこえないに関わらず、すべての学生が等しく情報が得られ、十分な学びが保障されるよう、以下の通り要望いたします。SDGsの目標にも掲げられている、「すべての人に包括的かつ公平で質の高い教育を提供する」ことを実現し、よりよい未来を作り上げていくためにも、可及的速やかに課題改善に取り組んでいただきますよう、お願い申し上げます。

  1. 全国の大学に対し、「オンライン授業」が展開される際、各大学に在籍しているきこえない・きこえにくい学生(以下「ろう学生」)のニーズに応じて、視覚的な情報保障(遠隔手話通訳・遠隔要約筆記・遠隔パソコンテイク等)が実施されるよう配慮を要請してください。
    <説明>
     オンライン授業時における、ろう学生に対する情報保障(遠隔手話通訳・遠隔要約筆記・遠隔パソコンテイク等)については、現状、オンライン授業時の留意事項として周知が行われておらず、配慮の実施については各大学の判断に委ねられています。
     ろう学生は、手話言語や文字という、視覚的な情報保障があって初めて、授業に参加し、学習の機会を得ることができます。
     配慮の方法としては、講師が大学の教室から授業を配信する場合、社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)を保ちながら、講師と同じ空間に手話通訳を配置して映像配信を行うこと、遠隔情報保障システムの活用を通じて、ろう学生に文字情報を届けることなどが挙げられます。きこえの特性によって学習環境の格差が生じることを防ぐために、全国の大学に対して、ろう学生が受講するオンライン授業に、必要に応じて遠隔手話通訳や、遠隔要約筆記等の配慮を実施するよう強く要請します。

以 上

連本第200052号
2020年4月22日

一般社団法人 公立大学協会
鬼頭 宏 様

〒162-0801東京都新宿区山吹町130SKビル8階
 Tel03-3268-8847・Fax03-3267-3445
一般財団法人全日本ろうあ連盟
理事長 石野 富志三郎  

「大学のオンライン授業における情報保障」にかかる要望

 時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 日頃よりきこえない人の福祉向上にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、全国の大学において、休校・大学施設の閉鎖措置、また、授業を開始する場合は、学生が教室に集まらない方法(以下「オンライン授業」)の展開がなされていることと思います。きこえる・きこえないに関わらず、すべての学生が等しく情報が得られ、十分な学びが保障されるよう、以下の通り要望いたします。SDGsの目標にも掲げられている、「すべての人に包括的かつ公平で質の高い教育を提供する」ことを実現し、よりよい未来を作り上げていくためにも、可及的速やかに課題改善に取り組んでいただきますよう、お願い申し上げます。

  1. 全国の大学に対し、「オンライン授業」が展開される際、各大学に在籍しているきこえない・きこえにくい学生(以下「ろう学生」)のニーズに応じて、視覚的な情報保障(遠隔手話通訳・遠隔要約筆記・遠隔パソコンテイク等)が実施されるよう配慮を要請してください。
    <説明>
     オンライン授業時における、ろう学生に対する情報保障(遠隔手話通訳・遠隔要約筆記・遠隔パソコンテイク等)については、現状、オンライン授業時の留意事項として周知が行われておらず、配慮の実施については各大学の判断に委ねられています。
     ろう学生は、手話言語や文字という、視覚的な情報保障があって初めて、授業に参加し、学習の機会を得ることができます。
     配慮の方法としては、講師が大学の教室から授業を配信する場合、社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)を保ちながら、講師と同じ空間に手話通訳を配置して映像配信を行うこと、遠隔情報保障システムの活用を通じて、ろう学生に文字情報を届けることなどが挙げられます。きこえの特性によって学習環境の格差が生じることを防ぐために、全国の大学に対して、ろう学生が受講するオンライン授業に、必要に応じて遠隔手話通訳や、遠隔要約筆記等の配慮を実施するよう強く要請します。

以 上

連本第200053号
2020年4月22日

一般社団法人国立大学協会
永田 恭介 様

〒162-0801東京都新宿区山吹町130SKビル8階
 Tel03-3268-8847・Fax03-3267-3445
一般財団法人全日本ろうあ連盟
理事長 石野 富志三郎  

「大学のオンライン授業における情報保障」にかかる要望

 時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 日頃よりきこえない人の福祉向上にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、全国の大学において、休校・大学施設の閉鎖措置、また、授業を開始する場合は、学生が教室に集まらない方法(以下「オンライン授業」)の展開がなされていることと思います。きこえる・きこえないに関わらず、すべての学生が等しく情報が得られ、十分な学びが保障されるよう、以下の通り要望いたします。SDGsの目標にも掲げられている、「すべての人に包括的かつ公平で質の高い教育を提供する」ことを実現し、よりよい未来を作り上げていくためにも、可及的速やかに課題改善に取り組んでいただきますよう、お願い申し上げます。

  1. 全国の大学に対し、「オンライン授業」が展開される際、各大学に在籍しているきこえない・きこえにくい学生(以下「ろう学生」)のニーズに応じて、視覚的な情報保障(遠隔手話通訳・遠隔要約筆記・遠隔パソコンテイク等)が実施されるよう配慮を要請してください。
    <説明>
     オンライン授業時における、ろう学生に対する情報保障(遠隔手話通訳・遠隔要約筆記・遠隔パソコンテイク等)については、現状、オンライン授業時の留意事項として周知が行われておらず、配慮の実施については各大学の判断に委ねられています。
     ろう学生は、手話言語や文字という、視覚的な情報保障があって初めて、授業に参加し、学習の機会を得ることができます。
     配慮の方法としては、講師が大学の教室から授業を配信する場合、社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)を保ちながら、講師と同じ空間に手話通訳を配置して映像配信を行うこと、遠隔情報保障システムの活用を通じて、ろう学生に文字情報を届けることなどが挙げられます。きこえの特性によって学習環境の格差が生じることを防ぐために、全国の大学に対して、ろう学生が受講するオンライン授業に、必要に応じて遠隔手話通訳や、遠隔要約筆記等の配慮を実施するよう強く要請します。

以 上