「聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律案」成立に際し、ご支援いただいた議員の方々を訪問しお礼を述べました(6月17日更新)



 2020年6月16日(火)に衆議院第二議員会館にて、立憲民主党「障がい者・難病プロジェクトチーム」の皆さまへ「聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律案」が成立したことについて御礼を申し上げました。
 山花郁夫座長を始めとする出席議員の皆様方から、「制度の発展には啓発活動を進めることが必要、当事者の意見をきくことを法律に盛り込めたことは画期的である」とのお言葉をいただきました。

全景 集合写真

右写真:
向かって左より
牧山ひろえ 参議院議員
早稲田夕季 衆議院議員(障がい者・難病PT事務局長)
全日本ろうあ連盟 久松事務局長
山花郁夫 衆議院議員(障がい者・難病PT座長)
全日本ろうあ連盟 倉野理事
斎藤嘉隆 参議院議員
道下大樹 衆議院議員


 6月12日(金)、久松局長と倉野理事が「聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律案」の成立に際し、私たちの思いを国会で代弁いただいた議員の皆さまを訪問し、お礼を述べました。
 当初の法案の第七条第三項では「総務大臣は、基本方針を定めようとするときは、厚生労働大臣に協議しなければならない。」とされていましたが、「私たちのことを私たち抜きで決めないで」とヒアリングで議員の皆さまに訴え続けたことにより、与野党間で修正協議が重ねられ、「総務大臣は、基本方針を定めようとするときは、あらかじめ、聴覚障害者等その他の関係者の意見を反映させるために必要な措置を講ずるとともに、厚生労働大臣に協議しなければならない。」と修正案が可決されるに至りました。

 滝波議員からは、電話リレーサービス制度はきこえない人・きこえる人の双方が自由にやり取りできるようにすることが大切であり、また電話リレーサービス制度の社会的認知、啓発が重要だというお言葉をいただきました。

集合写真

左 :連盟 久松事務局長
中央:自由民主党 参議院議員 滝波宏文氏
   (障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟 事務局長)
右 :連盟 倉野理事

 横沢議員から、これを機会にあらゆる場で、音声情報をきこえない人が受け取れるように取り組むことが大切であり、私たち議員も考えていきたいというお言葉をいただきました。

集合写真

左 :連盟 倉野理事
中央:国民民主党 参議院議員 横沢高徳氏
右 :連盟 久松事務局長

 本村議員からは、電話リレーサービスの業務を担うオペレーターの身分保障や向上、また電話リレーサービス提供業務の実施方法や提供業務等について、当事者が関われるようにすることが重要だというお言葉をいただきました。

集合写真

左 :日本共産党 衆議院議員 本村伸子氏
中央:連盟 久松事務局長
右 :連盟 倉野理事