韓国5都市で「ゆずり葉」が上映されました!

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韓国5都市で「ゆずり葉」が上映されました!

ポスター
韓国版ポスター(クリックでPDF表示)
 6月2~30日の間、韓国、安養・大邱・釜山・仁川・ソウルの5都市で「ゆずり葉」韓国語字幕版上映会が開催されました。
 これらの上映会は韓国のろう独立映像製作団「デフ・メディア」が主催、韓国語字幕作成を行ないました。
 「デフ・メディア」は、2005年から手話中心のろう文化を入れたろう映画製作、上映をしながら、ろう映画を通し、ろう文化とろう社会の現実を一般の人々に知らせるために設立したろう映像製作団体です。今回、日本のろう映画「ゆずり葉」全国巡回上映会を開催し、社会的にろう映画に関心を持たせるだけでなく、ろう者と健聴者共に理解し合えること目的とし実施されたものです。
 来場者のご感想をいただきましたのでご紹介します。

<6月2日(土)安養(アニャン):安養女性会館 来場者25名>
■この日はアジア大会の開会式と重なったため、参加者が少なく残念でしたが、早瀨監督が来場し、参加者と交流してくれたので素晴らしい時間となりました。
監督も含め、演技者もろう者だということがとても嬉しかったし、内容もとても良かった。
これからもいい映画をたくさん作って私たちにも見せて下さい。

<6月9日(土) 大邱(テグ):大邱映像メディアセンター 来場者100名>
■この素晴らしい映画を韓国で上映してくれてありがとうございます。この映画を通してろう者の生活、運動などを知ることができたし、聴者の立場でろう者に協力して、聴者とろう者が分かれることのない社会になりますように。
■悲しい内容もあったけれど、私の胸が熱くなった映画でした。韓国のろう者もこういう映画を作ってもらいたいし、日韓ろうの交流が活発にしてもらいたい。

<6月16日(土) 釜山(プサン):釜山視聴者メディアセンター 来場者80名>
■早瀨監督がろう者で、出演者もほぼろう者という噂を聞いて映画を見に来たのですが、冷たくなった自分の心が熱くなりました。ラストが感動し、ずっと自分の頭に残るぐらい最高の映画でした!!
■ろう者たちの演技がものすごく良くて驚いた。それだけではなく法を変えてきて、職業も多様化していっていて、とてもうらやましい。韓国もそうなってくれたらいいのに…
■主人公の吾朗の心情、父子との物語、恋人との物語、ろう者たちの運動などが全てがうまくマッチしていて、とても美しい映画だった。中国でも上映してもらいたい。

<6月23日(土) 仁川(インチョン):朱安(ジュアン)メインプラザ映画空館 来場者100名>
■日本のろう映画を見て本当に感動したし、韓国もこのような映画を作ったらいいなと思った。この映画の韓国語版DVDが欲しい。
■普段から日本文化に興味を持っているけれど、日本のろう者を見たことがなかった。それで日本手話や日本ろう文化はどうなっているのか、を目的で来たのだが、ストーリーもものすごく良くて、普段悲しい映画を見ても泣かない自分が、泣きそうになった。素晴らしい映画をありがとう!
■感動的な映画だったし、ほとんどが手話を使っていてとても良かった。そして主人公の吾朗役の方がとてもかっこ良かったし、会いたい❤

<6月30日(土) ソウル:ソウル中区青少年修練館 来場者100名>
■全日本ろうあ連盟が一生懸命やってきた結果が、この映画によく出ていると思った。映画も日韓ろう交流し、お互いのろう文化が発展することを期待している。
■映画はすごく感動し、涙涙涙。主人公もかっこ良く可愛かった!!日本と韓国のろう者の皆さん、Fight!素晴らしい!
■夢をあきらめずに挑戦し続けていることを見て、同じろう者として誇りに思ったし、日韓ろう者たちもこれを見て、常に挑戦していく必要があると思った。