【手話言語・障害者コミュニケーション促進条例（略称）】明石市へ表敬訪問

　2015年3月26日に兵庫県明石市議会にて、「手話言語を確立するとともに要約筆記・点字・音訳等障害者のコミュニケーション手段の利用を促進する条例（2015年4月1日施行）」が可決されました。

　4月24日（金）、全日本ろうあ連盟／久松三二事務局長、兵庫県聴覚障害者協会、明石ろうあ協会が明石市へ可決の御礼に表敬訪問しました。

　この条例成立にあたっては市長の福祉施策への決断が大きいことと、条例成立後も具体的な施策に繋げていくため、明石市手話言語等コミュニケーション施策推進協議会の設置を規定したことが大きな特徴であること等の説明がなされました。

　手話言語とコミュニケーションが一体となった条例は初めてであり、今後、平成28年４月施行の障害者差別解消法に合わせた明石市の障害者差別の解消に関する条例の制定に向けて、障害当事者団体・支援団体等と協議しながら、施策を推し進めていくこと等、意見交換を行いました。

●手話言語を確立するとともに要約筆記・点字・音訳等障害者のコミュニケーション手段の利用を促進する条例

兵庫県明石市のホームページ「手話言語・障害者コミュニケーション条例を制定しました」
可決日：2015年3月26日
施行日：2015年4月1日
https://www.city.akashi.lg.jp/fukushi/fu_soumu_ka/syuwa/jyoreisakutei.html

＜写真＞
【前列左より】
明石市福祉部福祉総務課障害者施策担当課長兼政策部政策室課長　金政玉氏
明石ろうあ協会　会長　黒田稔
明石ろうあ協会　事務局長　木戸めぐみ

【後列左より】
明石市福祉部長　野村信一氏
明石市副市長　和田満氏
全日本ろうあ連盟　事務局長　久松三二
公益社団法人兵庫県聴覚障害者協会　副理事長　小林泉
公益社団法人兵庫県聴覚障害者協会　事務局長　嶋本恭規

明石市へ表敬訪問