私たち抜きに私たちのことを決めないで!
~「障害者自立支援法一部改正案」が再提案・可決!~




写真拡大(左):北海道からの応援メッセージを紹介中
 11月17日の衆議院厚生労働委員会で、委員長から一部改正案が提案され、審議抜きに「障害者自立支援法一部改正案」が可決されました。続いて、18日には衆議院本会議にて可決されました。この一部改正案は6月に私たちの運動で廃案になったものと変わらず、私たちがこれまで訴えてきたことが全く反映されていません。
 そこで、11月13・14日に開催された当連盟の2010年度第3回理事会にて緊急討議を行い、この一部改正案を巡る国会の動きに反対することで一致団結し、緊急声明(PDF)を採択しました。また、「10.29フォーラム実行委員会」で緊急行動を行うことを決意し、11月17日は雨が降る寒い中、急な呼びかけにも関わらず全国から総勢400名以上が集まり、「私たち抜きに私たちのことを決めないで!」スローガンのもとに私たちの怒りを表しました。
 私たちは北海道などから寄せられた応援メッセージをもとに、コミュニケーション支援の重要性を訴えるとともに全通研と一緒に自立支援法一部改正の反対を訴えました。しかし、そんな私たちの声は国会に届かず、衆議院厚生労働委員会・本会議では採決されてしまいました。
 この一部改正案は11月25日参議院厚生労働委員会、26日本会議にかけられる予定です。その前日の11月24日(水)に都内で大抗議行動を計画しております。「私たち抜きに私たちのことを決めないで!」スローガンをもとにこれからも取り組んでいき、何があろうともあきらめず一致団結してがんばっていきます。