「障がい者制度改革推進会議」を生中継で見よう!!!(終了)



「障がい者制度改革推進会議」
『目で聴くテレビ「制度改革推進会議を傍聴する会」(仮称)』の開催
 

 「第2回制度改革推進会議(2月2日(火)1時~5時)」をCS障害者放送統一機構の「目で聴くテレビ」で生中継いたします。

 「障がい者制度改革推進会議」は日本の障害者にとっても非常に重要な会議です。昨年、日比谷野外音楽堂で開催した「10.30大フォーラム」で長妻厚生労働大臣が「障害者自立支援法の廃案、新法の制定」を明言しました。

 新法の制定を行うのが、この「障がい者制度改革推進会議」です。私たち障害者にとっても、例えば、情報・コミュニケーション保障など新しい法律ができるだけではありません。障害者手帳や障害者年金など障害者に関する制度の基本から全てが新しく見直されます。会議の審議内容によっては、私たちの日常生活が大きく左右されかねません。

 多くの障害者にとって将来の生活がかかったこの会議は是非とも公開すべきであると、当連盟は昨年末から内閣府へ強く訴えてきました。その交渉が成果を結び、今回の生中継に至った次第です。国が開催する会議・審議会に手話通訳や字幕が付いたテレビ放送による生中継は歴史上初めてのことであり、私たち聴覚障害者にとって大きな一歩です。

 全国聴覚障害者情報提供施設協議会より『目で聴くテレビ「制度改革推進会議を傍聴する会」(仮称)』を開催する聴覚障害者情報提供施設のリストを提供いただきました。このテレビ放送は「目で聴くテレビ」受信機アイドラゴンⅡが必要ですが、これら施設で生中継のテレビ放送を視聴することができます。

「傍聴する会」を開催する聴覚障害者情報提供施設(PDF形式 2月2日午前11時15分更新)
 

 また、「傍聴する会」は行いませんが、ロビーなどのテレビにアイドラゴンⅡを設置してあり、自由に視聴できる施設リストをCS障害者放送統一機構よりご提供いただきました。

「目で聴くテレビ」が視聴できる施設(PDF形式 2月1日午後1時更新)
 

 当日、これら施設で「制度改革推進会議を傍聴する会」(仮称)を開催し、こんなにも多くの障害者・関係者がこの会議の傍聴を望んでいる、会議への期待が大きいことを内閣府を始め、マスコミ等にも伝え、広く社会にアピールしていきたいと思いますので、皆様のご協力を、何卒よろしくお願い申し上げます。 

 なお、CS障害者放送統一機構「目で聴くテレビ」は財団法人全日本ろうあ連盟と社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会などが中心となって結成し、聴覚障害者のための手話と字幕を付与した独自のCS通信による番組を放送しています。詳細はこちらのサイトをご覧ください。http://www.medekiku.jp/

 また、「オンデマンド(要求に応じて見る・聞くことの出来る方式)」でのインターネット配信も行われます。これも併せてご覧いただきますようお願い致します。

 真に「私たち抜きに、私たちのことを決めないで!」のスローガンを達成するために、是非とも皆様で「障がい者制度改革推進会議」を傍聴しましょう!!!